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21/22 ワールドカップ関連

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2021年11月の記事一覧

勝利への執着 〜21/22 W杯コンバインド 個人第3戦Ruka〜

勝利への執着 〜21/22 W杯コンバインド 個人第3戦Ruka〜

久しぶりに、ジャンプとクロカンをフルで見れる時間があり

Riiber(NOR)勝つんだろうな〜、と思いながらRukaの第3戦。

前日、失格になったRiiberが想像通りの試合展開で優勝しました。

ところが、今日の試合は予選で失格。やはりジャンプの失格は大敵です。。。

予備飛躍(PCR)採用北極圏に近いRuka↓

この日は−20℃を下回る気温という極寒。

クロカンは吹雪だろうが、嵐だろう

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Lanisek待望の初優勝 〜21/22 個人第4戦Ruka〜

Lanisek待望の初優勝 〜21/22 個人第4戦Ruka〜

初優勝メーカーのジャンプ台でもあるRuka。

今年はスロベニアの中堅Lanisekを表彰台の真ん中に押し上げました。

大荒れのRukaこの試合の始まりは1件のツイートから

内容は日本人ジャンパーが1人、コロナの陽性反応が出て

この日の試合には出場できない。という内容でした。

その15分後。陽性反応者本人が発信していました。

国を跨ぐ移動をするワールドカップ。移動前のPCR検査に引っかか

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21/22スキージャンプW杯 個人第3戦 Ruka レビュー

21/22スキージャンプW杯 個人第3戦 Ruka レビュー

今週は入ってくる情報量が多いので、凄い時間が経った気がしましたが

男子ジャンプもまだ3戦目。

ちなみに、Johanssonの2本目で寝落ちたので

最後まで見れませんでした。

男子ジャンプ昨年の予選のような、Rukaらしくない追い風傾向の試合展開。

落ち着いた風の中、ビッグジャンプも見れ

面白い試合展開だったと思います。

こちらで散々持ち上げているので↓

小林陵侑の優勝に関しては特に

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強き者たち 〜見なくてもわかる数字での圧倒〜

強き者たち 〜見なくてもわかる数字での圧倒〜

昨日は忙しく、コンバインド、女子ジャンプ、クロカンの開幕戦は見れず

男子予選はP.Prevcが飛んだ後は記憶がありません 笑

朝にリザルトを確認しどの種目も、すごいパフォーマンスが見られたようです。

女子ジャンプ

国内戦で沙羅が圧倒して50点差をつけたりするのは見た事がありますが

ワールドカップで40点差とはなんぞや?

ちなみに6位だった高梨沙羅。

秋は例年状態が良いので、秋の状態の

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21/22スキージャンプW杯 Ruka プレビュー

21/22スキージャンプW杯 Ruka プレビュー

昨年のプレビューはこちら↓

風が強く、試合時間が伸びる傾向にあるRuka。

日本のジャンプファンには優しいジャンプ台ではありません。

また、同じ地でノルディック複合とクロスカントリーのワールドカップが開幕します。

そちらもチェックしていきたいファンには、忙しい週末になるのではないでしょうか。

風が強いとはいえ前回のNizhny Tagilや次のWislaと違って

四方八方から吹いてくる

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21/22 スキージャンプW杯 個人第2戦Nizhny Tagil レビュー

21/22 スキージャンプW杯 個人第2戦Nizhny Tagil レビュー

冬らしくスキージャンプっぽい景色第1戦は小雪。第2戦は本格的な雪が降りしきる天気となったNizhny Tagil。

ここ数年、ドイツとポーランドで開幕戦を行なっており

ジャンプ台以外は雪がなく、なんとかして開幕に漕ぎ着けた印象がありました。

そうした中で雪景色の開幕戦は、冬の到来を感じさせ

冬のスポーツであることを、少し思い出させてくれました。
#夏の方が練習できる

小林陵侑の失格プレ

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21/22 スキージャンプW杯 個人第1戦Nizhny Tagil レビュー

21/22 スキージャンプW杯 個人第1戦Nizhny Tagil レビュー

去年の試合を足して2で割ったような、、、

風は強かったけど、強い選手が強さを見せて

それっぽくまとまった試合になったと思います。

公式成績表↓

躍動する日本チーム陵侑、直幹、幸椰がトップ10に食い込み

潤志郎さんと大貴さんも15位以内を獲得。

慧一もなんとか30位以内に入り。

全員がポイントを獲得し、5人が座席の確保

潤志郎さんまでがワールドカップポイントの大量得点に成功し、五輪代

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21/22スキージャンプW杯 Nizhny Tagil 予選 レビュー

21/22スキージャンプW杯 Nizhny Tagil 予選 レビュー

まずはこちらをお読みください↓

緊迫感ある開幕戦の予選。

出場枠に関するルールの変更がなされ

若干、間口が広くなった男子ワールドカップ。

日本はかなり恩恵を受け、昨年のように

枠が5に減るような心配が全くありません。

そのため72人出場という、近年例を見ない大所帯となり

予選らしい予選となりました。

予選リザルト↓

吹き荒れる風トレーニングの1本目開始時から時折風が強く吹き

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北京五輪に向けた戦いが始まる 〜男子スキージャンプ〜

北京五輪に向けた戦いが始まる 〜男子スキージャンプ〜

今年も、いよいよ冬季シーズンがやってくる。

シーズンを前にして、私自身は五輪の可能性も

札幌ワールドカップに出場する可能性も潰えているので

今年もまた外野として、昨年同様にできうる範囲で書いていきたいなと思います。

昨年のプレビュー↓

北京五輪を狙える選手たちプレビューの前段階として北京に向けた戦いを整理していきます。

北京五輪の代表に選ばれるのは5人。
#出場できるのは4人

そう

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21/22スキージャンプW杯 Nizhny Tagil プレビュー

21/22スキージャンプW杯 Nizhny Tagil プレビュー

日本チーム今年の小林陵侑は次元が違う。。。

『飛んでるところが違う』や『後半の推進力が違う』

そうした強烈な印象で

ワールドカップを連戦連勝してきた選手を、何人か見てきました。

飛んでるところも、後半の推進力も両方違う。

それが今年の陵侑。

今季、彼を止められるのは

雪、風、コロナ、怪我、失格

といった外的要因しかないのではないかと感じています。

個人的に、陵侑のジャンプはセラミ

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