ジャンプ・デジタルラボ/少年ジャンプ+

「ジャンプ・デジタルラボ」は、少年ジャンプの未来を切り拓く「デジタル事業」基地のような…

ジャンプ・デジタルラボ/少年ジャンプ+

「ジャンプ・デジタルラボ」は、少年ジャンプの未来を切り拓く「デジタル事業」基地のような場です。 技術やアイデアを持った個人・企業の皆さまに向けて、少年ジャンプ+編集部が企画募集や情報発信をしていきます。URL:https://appcompe.shonenjump.com/

最近の記事

海外の漫画ファンってどんな人?「MANGA Plus」のユーザーアンケート結果を公開してみます。

こんにちは。少年ジャンプ+編集部のモミーです。 少年ジャンプ+編集部では、「MANGA Plus by SHUEISHA」(以下、MANGA Plus)という「少年ジャンプ+」の海外版のような漫画誌アプリ・WEBサービスを2019年から運営しています。(※その狙いなどについては、前にこちらのnoteで書きました。) 現在、MAU(マンスリーアクティブユーザー)は600万を超え、「少年ジャンプ+」連載作品では、日本のコミックスの初版部数を海外の部数が超えるような作品が続出し

    • ジャンプの現在位置 ~少年ジャンプ+を核とした取り組みの最新報告~〈ジャンプのミライ2022〉

      ジャンプのデジタルサービスの最新情報を発信するイベント「ジャンプのミライ2022」(全3回)の第1回が、6月29日に開催されました。 今回のイベントでは、「週刊少年ジャンプ」やマンガ雑誌アプリ・「少年ジャンプ+」(以下、ジャンプ+)を擁する「ジャンプ」のシステムを編集部が紹介! 創刊から50年以上もの間、多くの読者を夢中にさせてきた「週刊少年ジャンプ」は、「ONE PIECE」をはじめ、「DRAGON BALL」、「鬼滅の刃」など、社会現象にもなった数々の作品を創出し続けてい

      • 「ジャンプルーキー!」に僕たちジャンプ+編集部が込めたの2つの狙いとは?

        こんにちは。ジャンプ+編集部のモミーです。 ジャンプ+編集部が、新しく面白い作品が生まれやすい環境をどう作ろうと苦闘してきたか、これまでいくつかのnoteでその一端を紹介してきました。 今回のnoteでは「ジャンプ+」のプロジェクトとして極めて重要な役割を担っている「ジャンプルーキー!」について初めてじっくり書いていこうと思います。 「ジャンプルーキー!」とは、漫画を誰でもWEBで投稿し公開できるサービスです。 新しいヒット漫画が発表される場である「ジャンプ+」には、

        • ジャンプ+編集部が海外向けに自ら漫画アプリを展開する理由

          こんにちは。ジャンプ+編集部のモミーです。 日本からは見られないのでご存知ない人もいると思いますが、集英社は3年前から「MANGA Plus by SHUEISHA」(以下、MANGA Plus)という海外向けの漫画配信サービスを始めました。 その「MANGA Plus」は実はジャンプ+編集部が直接運営しています。 ほとんどの出版社では、漫画の海外展開は、編集部ではない部署(海外出版ライセンスの部署)が中心に担当しています。 編集部はまず人気漫画を生み出すのが担当。そ

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          「漫画雑誌」のアップデートを試みた 〜少年ジャンプ+の場合〜

          こんにちは。「少年ジャンプ+」のモミーです。 今回は、デジタル時代にどう「漫画雑誌」をアップデートしようとしたかというテーマで、具体的な施策や現況を書いてみます。 先日Twitterにて「noteで読みたいお題」のアンケートをとったら「もっと少年ジャンプ+について読みたい」という声が1番でした。 実は僕は「少年ジャンプ+」は、あの「アプリ」だけを指すと思っていません。 広義では「ヒット作創出のサイクル生成」を目指した一大プロジェクトなんです。 ということで「少年ジャン

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          少年ジャンプ創刊号からスマホに合わせた漫画誌の「再発明」を考えた

          こんにちは。ジャンプ+編集部のモミーといいます。 先日noteでこんな文章で結んだ記事を書きました。 先輩編集者たちが半世紀以上前に作り上げた漫画誌の機能を、今の時代に合わせて一緒に「再発明」しませんか? 漫画誌には「新しい作品を生み出し、人気作品に導く」機能があると、その記事で紹介しました。 ぼくたちは、「ジャンプ+」で6年間その「再発明」に挑戦し続けてきました。 今回は、「ジャンプ+」における漫画誌「再発明」の途中経過報告と、感じている現状の課題について、書いて

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          漫画アプリのUIについてDMをもらった例の大学生と再び会って会話してみた(後編)

          少年ジャンプ+のモミーです。 突然Twitterに「漫画アプリのUIに物申したい!」というDMをくれた大学生1年生と再び会って会話してみました。 これは後編なので、前編をまだ見てない方はこちらからご覧ください。 オフラインで新たな漫画と出会う特別さモミー:一周回って紙がいいというのは、どんなきっかけでそう思ったんですか? 三宅くん:高校時代に友達から『チェンソーマン』をオススメされたことがあって、「これ今ジャンプでめちゃくちゃ熱い漫画だから」って単行本を渡されたんです

          漫画アプリのUIについてDMをもらった例の大学生と再び会って会話してみた(後編)

          漫画アプリのUIについてDMをもらった例の大学生と再び会って会話してみた(前編)

          こんにちは。少年ジャンプ+編集部のモミーです。 先月、僕のTwitterに見知らぬ大学1年生から漫画アプリのUIについてDMが届きました。ツイートしたところ、大きな反響がありました。 先日、その大学生と再び会ってみました。 漫画アプリの中の人である私・モミーと、約20歳下の現役読者である大学1年生・三宅利史くん。 世代と立場の異なる二人で、漫画の未来についてじっくり会話してみました。文字起こししたので、よろしければご覧ください(たぶん面白いです)! 大学生1年生の感

          漫画アプリのUIについてDMをもらった例の大学生と再び会って会話してみた(前編)

          マンガテック2020はじめます!

          こんにちは。 少年ジャンプ+編集部・細野です。 「マンガテック2020」という新企画をはじめたので、みなさんにどんな企画か知ってもらいたくて初めてnoteを書きました。 「マンガテック2020」、正式には「集英社スタートアップアクセラレータープログラム マンガテック2020」と言います。 みなさんから、マンガに関わるビジネス企画を募集し、優秀なアイデアをジャンプ編集部を含めた集英社、そして外部の先生(メンター)たちと一緒に育てましょう、という企画です。 あれ、それって…

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          漫画編集がデジタル事業に力を入れる理由

          こんにちは。少年ジャンプ+編集部のモミーです。 今回は、なんで漫画編集部が「ジャンプ・デジタルラボ」を作ったか、について書きたいと思います。 前回の記事で、「ジャンプ・デジタルラボ」については紹介しました。 一言でいうと、「ジャンプ・デジタルラボ」は、マンガ×デジタル事業の基地のような場所です。(良いと思った企画には、開発資金を最大5000万円提供しています。) 皆さんの中には、「漫画編集者なのに、なんでデジタル事業の企画や人を募集するの?」と思う人もいるかもしれませ

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          「ジャンプ・デジタルラボ」開設しました

          こんにちは。少年ジャンプ+編集部のモミーといいます。 今日、「ジャンプ・デジタルラボ」というWEBサイトをはじめました。 「ジャンプ・デジタルラボ」とは、少年ジャンプの未来を切り拓く「デジタル事業」基地のような場所です。 デジタル技術やアイデアを持った個人・企業の皆さまに向けて、企画募集や情報発信をしていくWEBサイトです。 「ジャンプ・デジタルラボ」では「こんなことができるよ!」というのを簡単に紹介していこうと思うので、よろしければ読んでください。 ■新企画募集と

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