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人生で最後の関東インカレに出場してきました

2023年5月11日から5月14日に開催された関東学生対校陸上競技選手権大会(関東インカレ)に出場してきました。

もう一か月も経ってしまうくらい遅すぎる結果報告ですがご了承ください。

結果

男子3部三段跳 14m16(+0.3) 7位
男子3部走幅跳 6m87(+4.0) 5位

感謝

まずは反省よりも、人生で最後の関東インカレに出場するにあたってたくさんの人から応援があったことに感謝申し上げます。

特に、チームメイトを始め、OB・OGの先輩方、家族、友人、いろんな方々に背中を押されて競技をすることができました。

印象に残っているエピソード

開催地である相模原に行く前日に、私は大学近くの競技場で練習をしていました。

試合前だったのでささっと流しまでして帰ろうとした時でした。

中長距離ブロックの2年生3人がまだ競技場にいたので「お疲れ様~」と言ってから駐車場へ向かって帰ろうとしたのですが、駐車場に向かう私を追いかけて「関東インカレ頑張ってください!」とわざわざ走って声をかけてくれました。

その時は、「わざわざここまで声をかけてくれてありがとう、申し訳ない」という気持ちと「絶対勝つところを見せたい」と思う気持ちでいっぱいになりました。

この2年生3人は何度か車で一緒に競技場練習に行っていた仲ではあったので、話しにくいような関係ではなかったのですが、さすがに4学年も離れている先輩の帰り際に軽く頑張れなんて言いづらかっただろうなあと思います(笑)。それでも、まさかここまで心のこもったエールを送ってくれるとは思わず、自然と勇気が湧いてきました。本当に嬉しかったです。

もう一つは、招集所前で跳躍ブロックに背中を叩いてもらったこと。

三段跳の日はM2の同期と跳躍ブロックで来てくれた後輩たちに叩いてもらいました。

これは元々一週間前の練習でブロック集合の時お願いしたものでした。

自分にエールが欲しかったことももちろんですが、何よりせっかく応援に来てくれたのならば一緒に戦ってほしいなと思って背中に託すようお願いをしました。

そしたら2日目はまだ名前もわからない新入生も含めてたくさんのブロック員が招集所前で迎えてくれました。

正直、その瞬間緊張マックスになりましたが、一生の思い出になりました。

本当にありがとう。

反省

ここからは反省に入りたいと思うのですが、一言で言うと「悔しい」
これに尽きてしまいます。

冬に右足首の靭帯を損傷して、治った後体調を崩して、あれよあれよという間にシーズンが来てしまった。

何とか関東インカレ前に試合に出ることはできましたが、納得のいく跳躍ができる状態ではなかったですし、三段跳に関しては踵の負傷により何本も跳ぶことができないまま関東インカレを迎えてしまいました。

もちろんそれだけが今回悪い結果を生んでしまったのかというとそうではないと思います。

当日の走りの状態は悪いものではなかったですし、単純に技術が不足していたところもありました。

それでも、3部の体育系の他の選手と比べたときに、体付きや動きの力強さが全然違うと感じてしまいました。

あとは戦う姿勢。3部だからと言って生半可に立ち向かうわけではなく誰にも負けないという闘志が全員から感じられました。

今自分に足りていないのは戦う闘志と力強さです。

もちろん勝つ気持ちが無かったわけではない。
試合までに自信を持てるくらいの準備ができなかったことが力強さや闘志を出せなかった要因です。

チームへ

今回の関東インカレはチームではリレー含め4種目でそのうち2種目が私の種目でした。

金曜日は平日にも関わらず、リレーメンバーやマネージャー、そして跳躍ブロックの何人かが私の三段跳の応援のために来てくれました。

また、土曜日は円盤投げで出場する選手とともに走幅跳に出場したのですが、遠い茨城から全体応援という形で来てくださり、競技中はピットの前で全員が応援してくれました。

私は修士2年という立場で、あまりチームの中心的存在ではないのですが、こうして後輩たちに応援してもらって競技ができて本当に幸せ者だと思いました。

盛り上がる跳躍を魅せないとと思って、初めて3本全部手拍子したのですが、体が全くついていきませんでした。
勝つ姿を見せられなくて本当に申し訳ないです。

それでも人生最後の関東インカレを楽しく終えることができたのは紛れもなくチームのみんなの支えがあったからだと思っています。

本当にありがとうございました。

私が関東インカレに出場することはもうないですが、来年は一人でも多くの選手が出場して楽しんでくれたらなと思います。

現在の状態

この記事を書いている現在(2023年6月6日)の状態は悪くないと思います。

関東インカレが終わってすぐ練習を再開し、とにかく跳躍力を鍛えるトレーニングにシフトしました。

筋肉痛がしっかりできるくらいのトレーニングを続けて3週間経ち、今週の土曜日には記録会で走幅跳に出場します。

そして7月7日7~9日には昨年優勝した県選手権があります。

別に去年勝ったからというのは全く関係なしに、絶対に負けられない大会だと思っています。

第一目標は全日本インカレの標準を切ること(走幅跳B標 7m57、三段跳B標 15m40)。

実際、県選手権が標準切りのラストチャンスだと思っているので全てを尽くしたいと思います。
そして優勝をして、最後の県選手権を締めくくりたいと思います。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

大学に入学したころから標準記録を狙い、大学3年で突破し、そこから出場してきた関東インカレ。

3年ではぼろ負け。4年はコロナ関係で辞退。修士1年は国立で。最後はたくさんの応援の中で。

どの時期も自分なりのドラマがあり、記憶に残る最高の舞台になりました。

応援をしてくださった方々には本当に感謝申し上げます。

あと5ヶ月程、陸上競技を頑張りたいと思います。



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