うちの母
母のことは前にも何回か書いているが今日もとりあえず。
母は常識人とは思うが思うことはズバズバ言うし一度、「いいよ」と言うと遠慮がなくなる時がある。
以前、ガーデニングで使う腐葉土を買うのに付き合ってほしいと近所の店に行った時、14リットル入りの腐葉土は重いから悪いと5リットルでいいと言ってきたが実際に持ってみると14リットルと言ってもあまり重さを感じなかったので大丈夫と言うと、
「そう?悪いわね」
この言葉の後、14リットル×2袋の28リットルを持たされることになり、最初の遠慮どこいったと思わされた。
思うことをズバズバ言うのは、従姉妹が結婚することを法事で聞いた時、従姉妹の母親である叔母が新婚旅行は国内にしろと親戚を巻き込んで従姉妹を説得しようとしていた。
法事の前の週にどこかの国でテロがあって、かなり多くの方が亡くなったことを出して、海外は何があるか分からないから今は止めなさい。が、母親である叔母の考えだったが、まだどの国に行くかも決めてないのに止める母に反発する従姉妹。
叔母が母からも説得してと言うと、
「日本にいたって事件・事故に巻き込まれて死ぬこともあるんだし、人間どこにいたってダメな時はダメ。後で後悔しないよう〇〇ちゃんと旦那さんで決めなさい」
母がこう言ったことで沈黙していた他の親戚たちは笑いながら「そりゃそうだ」と従姉妹優勢となり、劣勢になった叔母が義母。
僕から見ておばあちゃんに何か言ってやってくださいと味方に引き込もうとしたけど、
「おじいちゃんは戦争しに海外に行ったけど、生きて帰ってきた。
そのおじいちゃんの血を継ぐ孫のあんたが海外行ったって、そうそうは死なねえ」
セーフティーファーストになりそうな年長者。
それも最年長者がそう言ったことで叔母は味方を確保できずに説得を諦めた。
おばあちゃんは母の生みの親。
母の考えはおばあちゃんから来ているので叔母の人選ミスだった。
一応、補足として母と叔母は仲が悪いとかはない。
今も、お互いこまめに連絡を取り合ってるので仲は良い方だと思う。
今日、母にメモを渡されて買い物に行き、お店でメモを開いたら、いくつか書かれたものの中に
「カンヅメ3個入り」
汎用性が高すぎる難解な注文。
電話しても出なかったのでシーチキンを買って帰ったら、
「そうそう。シーチキン。シーチキンって、言葉が出てこなかった」
と、言われ、なぜメモを渡した時に言わないのかと思った。
窓拭きもお願いできないかと言われたので窓拭きした後、
「ありがとね。うん、きれいになった。
でも、今日、これから雨かもだって」
掃除中に知ったのか聞いたら、朝の天気予報で知ってたと言われ、なら、せめて窓拭きは晴れるのが確定している日だろとメモにしても窓拭きにしても自由すぎる母にイラっとしたので今日のnoteに。
ジュースが飲みたいです('ω')ノ