子供が勉強やる気ないんですけど、どうすればいいですか?
★温かく見守る勇気を持ってください★
今回の記事は、親御さんに対しての記事になります。
こちらの質問は、私が入塾の際に行う面談でよく出ます。
「子供が自宅で勉強している姿を見たことがないです」
「子供の勉強時間が少ないから不安です」。
「子供が勉強の必要性を感じていません」
こういうことをおっしゃる親御さんがいらっしゃいます。
この質問に対して、私は親御さんに対して
・温かく見守る勇気を持ってください
・お子さんのきっかけ作りをお手伝いしてあげてください
・お子さんの考えていることを否定せずに聞いてあげてください
という3つをお話しています。
が、今回はこの中から「温かく見守る勇気を持ってください」ということについて記載します。
全部長くなりますので・・・ということで本題に。
確かに大学受験のことを考えると、親御さんがお子さんの勉強について心配されるのが当然だと思います。
ですが、
・学校でお子さんがどのように過ごされているか、ご存じですか?
・どれくらい部活頑張っているか、ご存じですか?
小学生、中学生のとき以上に、
自分の子供が学校でどのように過ごしているのかが見えなくなります。
今までは子供の見えるところがたくさんあったのに、急に見えなくなってしまう・・・。(手が届くところにいたというべきでしょうか)
こういった不安から、お子さんが勉強しているかどうかの不安に繋がるのではないかと思います。
ですが、高校生ともなるともう大人です。高3なんか18歳ですもんね!
親御さんには考えられないくらい、お子さんはしっかりしています。
私の塾の生徒は、少なくとも全員しっかり自分の意見が言えますし、しっかりした考えを持っています。
それだけ成長されたのですよ。
ですので、
お子さん自らが勉強が必要と思ったら、自ら進んで勉強します。
勉強をしないというのは、お子さん自らが判断してとった行動であるため、その行動を尊重してあげてください。
きっと
「勉強以上に部活の方を優先したい」
「勉強以外に不安なことを抱えている」
こういったことがあるから勉強の優先順位が低いのだと思います。
(ちなみに私は後者のほうでした)
無理矢理勉強させたとしても、続きませんし、親御さんに対する反発心が増すだけです。
だからこそ、
「温かく見守る勇気」
を持ってください!
ですが、温かく見守るというのは、何もしないこととイコールであるため、親御さんにとっても不安なことです。
だから"勇気"という言葉を使わせてもらっています。
実は、
大学受験に対して親御さんが出来ることって本当に少ないんです。
と言うより、お子さんが自分で動かないと大学受験はうまくいきません。
親御さんが、手取り足取りお子さんを助けられるのは高校受験までなんですよ。
それだけ大学受験は大変なんです。
大学受験はお子さんもそうですが、親御さんにとっても試練です。
親御さんの相談相手は学校や塾の先生になりますので、何かあれば先生方に頼っていただくのがよろしいかと思います。
私でも相談に乗れればと思いますので、いずれそういった相談が出来るようにやっていきたいと考えています。
今回はここまで。残り2つについては、今後記事にします。
大学受験メンタルアドバイザー わっち