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ヨガとの付き合い方

私はヨガのインストラクターですが、フルタイムの会社員でもあります。
ヨガを仕事にしてからもずっとこの2足の草鞋スタイルでやってきました。

拘束時間と収入で比べるとヨガが副業となるのかもしれませんが、
私にとってはどちらも本業で、「兼業」といった方がしっくりきます。

ヨガインストラクターも専業、兼業と様々です。

でも私のように別の仕事と両立している方が多い気がします。
というのは現実的な話、ヨガだけで生計を立てていくのはなかなか難しいのです。

もちろんインストラクター一本でやっている方もいますが、
話を聞いていると、一日平均3~4本(友達は5本の日もあるってゆってた💦)のクラスをこなしているそうです。

私は一日3本していた日がありますが結構限界でした。
ぐったり疲れて化粧そのままで寝ることもしょっちゅうw
それが毎日なんて!
タフすぎて私にはできる気がしないですが、実際のところフリーのヨガインストラクターはそれくらいこなさないと厳しいという現実があります。

でもこの部分は独身とか配偶者のサポートの有無とかによってもだいぶ違いますね。
あと、スタジオオーナーとか、WSやTTを開催できるような先生、ヨガ雑誌に取り上げられるような先生はちょっと別扱いです。
(今はSNSの活用でまた違う収入形態があるかも)

と、2足のわらじーはそういう経済的な面も理由の一つではありますが、別の理由もあるんです。



それは、シンプルに2つあるとバランスがいいんです。
メリハリがついてどっちの仕事にもいい影響があると感じてます。

ヨガ以外のもう一つの仕事があることで、ヨガと適度な距離ができてヨガどっぷりになりすぎることない。
そしてもう一つ世界があることで視野が広がるんです。地に足の着いた生活ができるというか。

あとは、
世の中の仕事する方と目線を共有することで、人々の生活リズムやニーズがわかるのでクラス作りのヒントになったり、共通の話題ができたりします。

自戒の念を込めていいますが、
やっぱり自分の生活がしっかりしていないとヨガを人に教えることはできないです。
そのために経済的な安定感、ヨガとの快適な距離、時間的な余裕はある程度必要です。

そういった面からも、私にとって一番ヨガといい関係を保てるのが今のわらじスタイルだと思ってます。



「ヨガの学びというのはon the matだけでなく、off the matでも生かせるもの」
と学びました。
簡単にいうと、
「マットの上でヨガしてないときもヨガ的に過ごしましょう」
ということです。

マットの上でアーサナを取ることだけがヨガではありません。
アーサナでの経験や、ヤマ・ニヤマなどの哲学や学びを日常生活に生かしていくこと。
そして心身共に調和のとれた生活を送るいくことがヨガの精神であり目的です。

日常に生かすって…難しく聞こえそうですができることっていろいろあると思います。
日々を少し丁寧に意識して過ごしてみる、自分にも思いやりをもって接するとか(あぁ、耳が痛い)…小さなことでOK!

ヨガ講師としてでなく一生活者、社会人として、off the matを実践しながらこれからもヨガと上手に付き合っていきたいと思います。
あとはやっぱりヨガの練習!


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