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まっさらで逆に集中できなくなった話

こちらは連日雪が深々と降っています。(というか大雪です😅)

そんな雪を見ながら、毎朝ヨガの練習をしています。
まだ少し薄暗い冬の朝の景色は心が落ち着きます。

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コロナのステイホームで自主練時間がしっかりとれるようになり、
1年くらい前から「アシュタンガヨガ」を始めることにしました。

「アシュタンガヨガ」というのは、様々あるヨガの流派の一つでポーズの順序が予め決まっているのが特徴。
途切れることなく呼吸に合わせて動いていく「ヴィンヤサ」と言われるスタイルで、ちょっと運動量高めのヨガです。
1人で黙々と練習できるので自主練向きといえます。

以前少し練習していたことはあったものの、決まったシークエンスをこなすのがなんか性に合わへんなーと思ったのと、アジャスト(講師が生徒の身体を触ってポーズをなおすこと)で怖い(痛い)思いをしたことがあり、それ以来やっていませんでした。

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アシュタンガヨガにもレベルがあり、私は一番初級の「プライマリーシリーズ」の「ハーフプライマリー」という1時間くらいのシークエンスをやっているのですが、最初はやり通す体力がなくゼーゼーハーハー言ってたのが、回を重ねるとできるポーズも増え、
「ん?だんだんこなせるようになってきたんちゃう!?」
と感じれるように。

コロナが始まった2年前はまだスタジオができてなかったので、キッチンとダイニングテーブルの間になんとかマットを敷いて、物にぶつかりながら生活感満載の中でヨガをしてました。
そして今回スタジオが完成し、「よっしゃ!これで練習がはかどるぞ!」と喜んだわけですが、
面白いことに、これまでできてたバランスのポーズが出来なくなったんです。

「ウッティタハスタパタングシュタ―サナ(日本語訳:足の親指をつかんで伸ばすポーズ)」

という呪文みたいな名前のポーズがあるんですが、これが全く安定しない。

片足バランスのこんなポーズ↓
(フリー素材なので砂浜ですが)

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バランスポーズは意識・目線を一点に集中するのがコツなんですが、ごちゃごちゃの中だと焦点になるものがいっぱいあるので一点に絞りやすかったんです。

それがスタジオの一面まっさらな白壁になったら、集中を向ける対象がなくなりとたんにグラグラ・・・

面白いです。
がっつり集中できる環境なのに、かえってバランスがとれなくなるっていう。

白色という「色」の問題なのか、はたまた、「無地」が問題なのか。
調べてみようと思ったけど、この事象を上手く検索できずで・・・

でもふと思ったのが、集中できる環境って人それぞれで、スタバとか人がいてざわざわしている方が集中できる人、無音でないと集中できない人っていますよね?
あと、冬のコタツ周りみたいに、ある程度散らかってる方が落ち着く人とか。
それにも何か通ずるものがあるのかしら?
そうなると無地説(散らかり・ごちゃごちゃ度)が有力?

誰か似たような経験されてる方いたらお聞きしたいです。

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結局このポーズになると、私の目は自動的に何かひっかかりになるものを探し求めるようになり、行きついたのが白い壁のわずかな塗りムラw
(自分達で塗った塗り壁です)

それでもダメな時は、最近はもう潔く体の向きを横の観葉植物に向けてバランスとるとばっちり!グリーンやしさらに落ち着くw

原因がどこにあるのかいまだ分からずだけど、ヨガを通してまた一つ「人間の身体って面白い!」を感じた出来事でした。

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