見出し画像

読書フェスティバル⑥

私のおすすめする本は「落語家直伝うまい! 授業のつくりかた」です。
書名  :落語家直伝うまい! 授業のつくりかた
著者名 :立川 談義
出版社名:誠文堂新光社


 私は、授業は教師と子どものやりとり(対話)が何よりも大切だと考えています。教師が子どもを巻き込む話し方をすることで、授業はより面白くなります。また、全員参加をさせることができると思います。

 この書籍には、そんな対話のポイントについて書かれています。落語家の視点から授業について書かれているため、聞き手の心情など私が知らなかったことを多く学ことのできた一冊です。「授業の心構え」や「授業テクニック」など詳しく書かれているため、とても読みやすい本となっています。相槌一つに心を込めることや「間」の使い方など、本当に授業で使えること間違いなしの内容がたくさん書かれています。私の理想とする授業観と似ていて、自分の授業にこのような意味があったのかと認識することもできました。

 書籍の最後には、落語で使うお話が書いてあり、楽しく読み終わることができました。


 ぜひ、「落語家直伝うまい! 授業のつくりかた」を読み、対話について学んでみてください。コミュニケーションは授業だけでなく、学級経営、職場の同僚と仲良く過ごすためにも必要だと思います。落語家の視点で学んでみるのは面白いと感じています。2学期から、よりすてきな授業を先生方が行うきっかけになれば幸いです。

(授業てらす かずや_鈴木一矢@東京)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?