JSK Consulting Limited

ニュージーランド移民アドバイザーが在籍するコンサルタント会社。アドバイザーがビザに関す…

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ニュージーランド移民アドバイザーが在籍するコンサルタント会社。アドバイザーがビザに関する一歩踏み込んだ情報を語ります。記事の妥当性には留意していますが、個人的な意見や推測が含まれますので、当方は記事に関する一切の責任を負いません。ビザ申請基準等は移民局や当方にご確認ください。

記事一覧

コロナ下で所得基準が上がるからくり①

必須技能ワークビザ(Essential Skill =ES= work visa)と永住権技能移民部門(Skilled Migrant Category =SMC= resident visa)の審査に使われる所得基準(Remuneration …

ビザ申請代行の「確率」をお知らせしないわけ

ビザ申請の初回ご相談で「私がビザを申請したら、承認される確率はどのくらいありますか」という質問をよく受けます。筆者は「私たちは確率に基づいて仕事をしているわけで…

ワークビザ申請時期を考える手がかりとなる8つの質問(2021年6月)②

前回に引き続き、ワークビザの申請時期を考えるうえでのポイントを挙げてみます。 6. 永住権を申請しているか、または申請する予定か 将来的に永住権技能移民部門(Skille…

ワークビザ申請時期を考える手がかりとなる8つの質問(2021年6月)①

移民局が認定雇用主ワークビザ(Accredited Employer =AE= work visa)の開始日を2021年11月1日と発表したこともあり、最近、ワークビザ申請に関するお問い合わせを多数い…

永住権申請を返却する可能性が低いわけ②

前回は、すでに移民局が受理した永住権申請を返却することには技術的(法的)なハードルがあることをお話ししましたが、今回は「滞留している申請数は、そうした特別な措置…

永住権申請を返却する可能性が低いわけ①

先週金曜日(2021年5月14日)以降、「移民局に申請した永住権技能移民部門(Skilled Migrant Category =SMC= resident visa)が返却され、手数料の一部も返金される」とい…

2021年5月17日の記者会見

2021年5月17日夜、政府が「移民政策の変更」に関して記者会見しました。新型コロナウイルス流行の影響で1年以上新規申請の審査が止まっている永住権技能移民部門(SMC resi…

ワークビザが大きく変わります

移民局は2019年から、新しいビザを新設すると予告していました。新型コロナウイルスの流行などで作業が遅れていましたが、ようやく詳細情報が出てきました。 新カテゴリー…

コロナ下で所得基準が上がるからくり①

コロナ下で所得基準が上がるからくり①

必須技能ワークビザ(Essential Skill =ES= work visa)と永住権技能移民部門(Skilled Migrant Category =SMC= resident visa)の審査に使われる所得基準(Remuneration threshold)について、移民局は、2021年7月19日から、現行の時給25.50ドルから同27.00ドルに引き上げると発表しました。
https:

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ビザ申請代行の「確率」をお知らせしないわけ

ビザ申請代行の「確率」をお知らせしないわけ

ビザ申請の初回ご相談で「私がビザを申請したら、承認される確率はどのくらいありますか」という質問をよく受けます。筆者は「私たちは確率に基づいて仕事をしているわけではないので、確率は出せません」といった説明でご納得いただいているのですが、この場を借りて、筆者が確率をお伝えしない理由をご説明します。

確率には、計算に基づいて算出する「客観確率」と、数字的な根拠はないが、だいたいこのくらいだと思う、とい

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ワークビザ申請時期を考える手がかりとなる8つの質問(2021年6月)②

ワークビザ申請時期を考える手がかりとなる8つの質問(2021年6月)②

前回に引き続き、ワークビザの申請時期を考えるうえでのポイントを挙げてみます。

6. 永住権を申請しているか、または申請する予定か
将来的に永住権技能移民部門(Skilled Migrant Category =SMC= resident visa)等の永住権申請を考えている方の場合、永住権申請からの審査期間が執筆日(2021年6月8日)現在で21か月から25か月かかるとされています。(審査期間は

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ワークビザ申請時期を考える手がかりとなる8つの質問(2021年6月)①

ワークビザ申請時期を考える手がかりとなる8つの質問(2021年6月)①

移民局が認定雇用主ワークビザ(Accredited Employer =AE= work visa)の開始日を2021年11月1日と発表したこともあり、最近、ワークビザ申請に関するお問い合わせを多数いただいています。2021年7月以降に所得基準(Remuneration Threshold)の変更も予告されており、「いつ申請するのがベストなのか」と悩まれている方も多いようです。そこで、ワークビザ申

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永住権申請を返却する可能性が低いわけ②

永住権申請を返却する可能性が低いわけ②

前回は、すでに移民局が受理した永住権申請を返却することには技術的(法的)なハードルがあることをお話ししましたが、今回は「滞留している申請数は、そうした特別な措置が必要なレベルなのか」という点について考えてみます。

そもそも、移民局は永住権技能移民部門(Skilled Migrant Category =SMC= resident visa)をどのように審査しているのでしょうか。2021年3月14

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永住権申請を返却する可能性が低いわけ①

先週金曜日(2021年5月14日)以降、「移民局に申請した永住権技能移民部門(Skilled Migrant Category =SMC= resident visa)が返却され、手数料の一部も返金される」という情報が流れ、びっくりされた方もいらっしゃると思います。当方にも情報確認のお問い合わせをいただきましたが、当方としては、そうした措置がとられる可能性はかなり低いと考えています。

この情報が

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2021年5月17日の記者会見

2021年5月17日の記者会見

2021年5月17日夜、政府が「移民政策の変更」に関して記者会見しました。新型コロナウイルス流行の影響で1年以上新規申請の審査が止まっている永住権技能移民部門(SMC resident visa)に関する進展や変更があるのではないか、との見方が広がっていましたが、結論から言うと、SMC resident visa以外にも具体的内容がほとんどないものでした。

ことの発端は、Jacinda Arde

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ワークビザが大きく変わります

ワークビザが大きく変わります

移民局は2019年から、新しいビザを新設すると予告していました。新型コロナウイルスの流行などで作業が遅れていましたが、ようやく詳細情報が出てきました。

新カテゴリーは11月1日から新しいビザは認定雇用主ワークビザ(Accredited Employer work visa)となり、2021年11月1日からスタートすることが発表されました。

これに伴い、下記のカテゴリーはその前日、2021年10

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