【Ocean】世界で披露したヘアショー①
今回はLisa Yamasakiのヘアショー作品を紹介していきたいと思います。
テーマは”Ocean‘’です。
《誕生秘話》
(Lisaさんは)サロン営業、アカデミー、ヘアーショーを両立させる多忙な日々をおくっている中で、家族(特にお子さん)と過ごす時間が限られていました。ですのでアメリカの休日であるサンクスギビングデーが唯一のお子さんと一日過ごせる日だったそうです。毎年その日は水族館を訪れ、そこで見た海の生物や神秘的な異次元的世界感とお子さんとpeacefulな思いを形にしたそうです。
《ストーリー》
まずこの物語は生物が海の中に落ちるところから始まります。布を大きく広げ波を表現してし、落ちていった先で“現実”から“海底”に変わります。
そしてヘアショーのデモがスタートします。
このデモ中にはいろいろな海の生き物たちが登場します。
まず最初がCoral reef(サンゴ礁)です。この作品はoceanの中で一番最初に作られました。四つの異なるサンゴのデザインを組み合わせ華やかな印象に作られています。
次の作品はOctopus(タコ)です。
長く数本ある足と大きな頭というタコの特徴をヘアデザインで表現されています。また色合わせにもこだわり、サンゴ礁とは正反対な不気味なミステリアス感を演出したようです。
こちらの作品はJellyfish(クラゲ)です。
ショーの中ではモデルさんと共にダンサーさんにも協力していただいています。またこの作品だけはクラシックバレエダンサーさんをキャストし、男性ダンサーさんとの共演でバレエの技法を用いて、クラゲのふわふわ泳ぐ姿を疑似的に表現しています。
こちらの作品はSea snake(ウミヘビ)です。
ウミヘビの持つ美しさと毒々しさを、カラーやヘアピースで表現し、しなやかに動く体をドレスに落とし込められています。
また髪の毛で実物代の蛇を作り、それをモデルに絡ませることにより、リアル感を生み出しています。
そししてここでステージ上でデモをしていた作品が完成します。
作品名はMermaid(マーメイド)です。
完成時に両足をリボンで縛られており、ダンサーさんにステージ先端まで運んでもらう演出により海に落ちた生物がマーメイドに変身したことを表現しています。
最後にはリボンをほどき大きく足を上げてもらうことにより足の間のレースがヒレのように動きます。
そして最後にメインキャラクターが登場します。
海の女神 Sea Godです
この作品は海の源の女神であり、スケールの大きさで神々しさを表現しました。この作品には特にメッセージ性が強く、海の女神は実は小さな魚の集合体が一つになって大きな形になっているという仮説を作り、その象徴として衣装の小さなレース部分を小魚の集合に見立てています。
このoceanを通して人間と同じように集団で生活している魚や、生態系の中で生きる生き物の力強さや色とりどりの命の輝きを表した作品になっています。
本日は第一段のヘアショー紹介でした。
いかがだったでしょうか?
今後は細かくOceanのヘアピースや衣装を紹介していきます😄
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