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若手技術者が龍の水を得たるが如し!土木屋が伝えたいこと 巻ノ五

お疲れ様です。教育小委員会の津村です。
FIFAワールドカップが始まりましたね。スポーツを観ていると、ジャイアントキリング(番狂わせ)を期待してしまうのは私だけでしょうか。南アフリカに勝利したラグビー日本代表の「ブライトンの奇跡」は、今でもラガーマン津村を奮い立たせてくれます。
ちょうどこの記事を執筆中に、サッカー日本代表もドイツ相手に逆転勝利!ドーハの悲劇から、「ドーハの奇跡」に変わりますかね!

しかし、土木技術者としては、絶対に期待できない奇跡があります。それは『測量』です。あらゆる建造物の設計・施工は、測量から始まり、測量で終わります。土木工事において図面通りに目標物を建造するために位置を確定させる必要があります。
正確さが求められるのに奇跡を期待しては、技術者として恥ずかしいですよね?

そんな中、「富士山の体積をはかる」という課題を投げかけて、若い世代に測量という仕事を紹介するきっかけづくりを行った活動があります。

2018年度 土木広報大賞 優秀賞受賞
「CON!CON! 富士山の体積をはかる「アイデア」大募集!」

富士山の体積をはかる〝アイデア〟を競い合うコンテストを開催し、707もの応募があったそうです。これは興味深いですねー。

皆さんも考えてみてください(コンテストは終了しています)。
考えて考えて考えてから、以下の回答編を確認してみてくださいね。

今はICT技術が卓越し、様々な角度から測量を行うことができますが、絶対に忘れてはいけないことは、いかに「精度」を確保するかです。

街を散歩しながら、自分だったらこの土木構造物をいかに正確に造るかをイメージしてみると、モノの見方が変わりますよ!

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