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「素直」と「従順」とプライドの関係

私は今の会社に入社してから、新卒採用に関わったり中途の面接をする機会が非常に多くなった。

私が面接で、見る基準として最も意識していたのは「素直かどうか」だった。

素直というと「言われたことをやる人が欲しいのか?」と思われそうだが、それは「従順」であり、素直ではない。

では「素直」と「従順」は何が違うのか?



私の中での「素直」は、下記の3つの要素に分解ができる。

1:発言を瞬時に理解する力
2:発言と自分の考えと比較する力
3:自分の考えとの差を言語化し伝える力

上記の3つの要素がある人は、圧倒的に思考力が高い。

普段から思考をした上でコミュニケーションをしたり自分の考えを持っていないと、上記の3つの要素を満たすことはできない。

思考力があると、「やるべきこと」と「やるべきではないこと」の区別もつき、自発的に動いてくれる可能性が高まる。

言われないと動かない「従順」とは似て非なるものなのだ。



最近読んだ「ポスト平成のキャリア戦略」に、「コーチャビリティ」という同様の言葉が出てきた。

必要条件と言えるのは、コーチャビリティだと思います。
つまり、色んな人の意見やアドバイスをいったん受け止めて、何でも「イエス」と言うのではなく、自分に必要なものを咀嚼する能力です。
こうしたコーチャビリティがなくて、成功した人を私は見たことがありません。

この「素直さ」、ここで言う「コーチャビリティ」は成功の必要条件なのだ。



ではこの「素直さ」を手に入れるためにはどうすべきなのか?

「ポスト平成のキャリア戦略」にはこのように書いてある。

佐々木 コーチャブルであるかどうかを妨げる要因は、プライド以外では知性ですか。
塩野 何と言っても、根拠のないプライドが大きいです。
(中略)
塩野 だから、そこを払拭できるかがすごい決め手になります。

結論、根拠のないプライドを捨てる必要があるのだ。

もちろん、こだわりやプライドを0にすべきという話ではない。(それは「従順」の始まりだ)

ただ、そのこだわりやプライドには「根拠」があるべきで、その根拠を持つためには質の高いインプットと思考が必要なのだ。



この「素直さ」は、人に対してだけではなく、自分に対しても求め続けたいと思う。



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Photo by Dineslav Roydev on Unsplash

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