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RIZAP式減量プログラムの効果は糖質制限ではなく〇〇の効果だった!?

<著者>安藤大貴(あんどうひろき)
1989年9月5日生まれ。愛知県出身。
至学館大学健康科学研究所特別研究員。管理栄養士、公認スポーツ栄養士、NESTAパワーサプリメントスペシャリスト。元B.LEAGUE・大阪エヴェッサ管理栄養士(17-18SEASON)。競技力向上を目的とした競技者向けのスポーツ栄養サポート、スポーツキッズ向けのスポーツ食育活動、また競技者の競技力向上に関するスポーツ栄養学研究にも従事。食を通じたアスリートの身体づくりやコンディショニング、ケガ予防の指導が専門。

パーソナルトレーニングと言えば「結果にコミットする」でお馴染みのRIZAPさん。

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RIZAPといえば徹底した糖質制限とレジスタンストレーニングで見違えるほどの減量効果を引き出し、フィットネス業界、栄養業界に風穴をあけたといっても過言ではないかと思います。

このRIZAPの手法には賛否両論あるかとは思いますが、この度RIZAPが東京大学との共同研究を行い、事例報告ではありますが体力科学(日本体力医学会学会誌)にその成果を報告しています。

伊藤翔ら.低糖質食事法およびレジスタンス運動が身体組成と血中代謝物・ホルモン濃度に与える影響.体力科学. 68(3):p.223-227(2019)

この報告を私なりに読んだ考察をまとめます。

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