とある人物のアンチをやっている。

高校時代のクラスメイトの女子だ。

その子とは、社会人になった今でもたまに集まったりする。

別に、めちゃくちゃキライなわけじゃない。

ネットに悪口を書いたりもしない。

学生時代にいじめられたりもしていない。

むしろ、仲良くしてもらった方だ。

でも、僕はアンチ。

言葉で説明しにくいのだが、なんかアンチ心をくすぐられる存在なのである。

主な活動は、たまにインスタを覗くこと。

「こいつ、めっちゃハッシュタグつけてるじゃん!」とか、

「こいつ、自撮りするとき毎回ほっぺた膨らませてるな」とか、

「そもそもこのIDどういう意味なんだよ」と思う。

特にコメントを送ったりとかはしない。

バカにするわけでもない。

ただただ「思う」。

そして、たまにフォローを外したりする。

でも、本当にそれだけ。

これが僕のアンチ活動。

あと、数ヶ月に1度だけLINEしてたりもする。

すっかり忘れていたが、これもアンチ活動だった。

僕が仕事の悩みなどを相談することが多い。

大体が満足の得られない回答なので、即座にブロックする。

そしてまた数ヶ月後にブロックを解除してLINEを送る。

ここ数年はこれの繰り返し。

まったく、「好きの反対は無関心」とはよく言ったものである。

興味自体はめちゃくちゃあるのだ。

むしろ、熱心にチェックしていると言っても過言ではない。

確かに、本当にどうでもよかったら何も言わないもんな。

僕の中で、彼女はニュースのコメンテーター的な役割になっている。

「あの人はこの問題をどう斬るんだろう」みたいな。

ほぼほぼ芸能人みたいなものである。

なんかこう、アンチ心をくすぐられるんだよな。

逆にもう好感すらある。

まあ、好きの裏返しってことで、これからも活動を続けていこう。

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今は1合目くらいです!

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!