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忘れられない言葉たち

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強く共感したもの。心を突き動かされたもの。また読みたいとふいに思い出す素敵なnoteを入れさせてもらいました。やわらかな言葉に、切なさに、激しさに、もう一度スキを。
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2020年3月の記事一覧

画数の多い漢字はカッコいい

「あいつよりまだ画数の多い漢字がいたとは…」 小中学校時代、新しく画数の多い漢字に出会う…

kaoru
4年前
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拝啓 21年前の一言クライシス OMOIDE IN MY HEAD かしこ

「なんもかんじねーだろ?」「なんもかんじないス」歴史的不完全燃焼。 高校最後の部活の試合…

鈴木陽平
4年前
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【小説】 愛を守らなくちゃ

「あなたもあの人と同じ。笑顔が優しいおとこ」  そう言ったら大輝くんは、宙を見つめてゆっ…

坂 るいす
4年前
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恋愛はタイミングって言うけれど。

大学時代にひどく好きだった人と会った。 自分が辞めてしまった大学の友人から「大学を辞めた…

よもぎ
4年前
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HALF

そして私は大海を知った

<2月初旬に電話がかかって来なければ、落選> そんなネットの噂話を目にしたのは、2月も4週…

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私が伝えたいのは、いつだって私以外の言葉ばっかりだ。

海に魂が還ってくるのかなんて、私には分からない。話が出来るわけでもない。それでも私は、毎年その日は海に行く。そして、いつも一方的に話をする。 長男は随分しっかりしてきたよ。バスケが凄く上手になったよ。毎日たくさん笑って、たくさん動いて、たまに泣いたり怒ったりしているよ。沸点が低いのは私にそっくりだよ。困ったもんだけど、それも彼の持ち味の一つだから私は長所として捉えているよ。彼が怒るのは、いつだって人の為なんだ。そんな息子を自慢に思っている。親バカでごめんね。でもいつものこと