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【禅語#7】「社会」と、時々距離を置いてみる|白雲抱幽石
今日の禅語は、”白雲抱幽石”です。
この禅語は、中国・唐代の僧である寒山が世間との関わりを断ち、1人静かに隠遁生活をした風情を表したものだそうです。
人間は、時には1人の時間を過ごす機会を持つべきだということを示唆しています。
この禅語が今の私の状況とマッチしたので、今日はこの言葉について深掘りしてみようと思います。
白雲抱幽石とは?
”白雲抱幽石”
社会と時々距離を置く生き方をしてみる──。
この禅語は、いつも誰かと一緒にいること、繋がっていることが幸福で、孤独になることは不幸だ、そういう風潮に対して間違いだと述べています。
どんなに社会の中で生きていたとしても、人間というのは孤独なもの。家族であれ、友人であれ、すべてのことを分かち合うことはできません。
そうであるのに、無理やり共に生きようとする。その無理がたたって、大きなストレスに繋がる羽目に。
たとえ社会の中で暮らしていたとしても、ときには1人だけの時間をもつことが大切です。
それは、ただ家の中に閉じこもれというわけではなく山や海に佇み、自然の中で自分自身を見つめる時間を作ることが大事ということ。
孤独になるとことは、すなわち、自分と社会の距離を冷静にみることでもあります。
どっぷりと社会の海に浸かるのでは無く、そこから離れることで悩みや懸念から解放されることもあります。
「ああ、この悩みは大したことではないな」と思える。つまり、孤独になることで自己解放ができるわけです。
孤独になることを恐れずに。そして、社会を拒否するのではなく、社会から一歩離れる。
そんな感覚が大事なんだと。
ただ、孤独と孤立は違うものなので混同しないようにしてください。
禅語とわたし
私は今、オーストラリアのブルームという町にWWOOFという制度を使って滞在しています。
正直、ここに来る前はとても不安でした。
なぜかというと、マップ上で検索すると辺りには何も無いからです。(実際何もありません)
本当にここで生活するのは難しいかもしれないという気持ちが20%ほどありました。
その不安の要素としては、
オーナーさんと気が合わなかったらどうしよう?
食事も美味しくなかったらどうしよう?
これ欲しいって言えないかも・・・などなど。
そういう感情を抱きつつ始まったブルームでの生活。
無事、生きています!
むしろ、最高にノンストレスで来年もここに戻ってきたいと思っているほどです。
ネット環境が安定してないためSNSを徘徊する時間も減り、木々に囲まれているこの場所は朝起きると自然の香りを存分に感じることができます。
正直、カエルにも慣れました。
娯楽はもっぱら読書になるので、いろんなことをインプットする時間も増えました。
結論、刺激のある都会も好きだけど、思いっきり自然豊かな場所に来てよかったなと思っているところです。
さいごに
私は何かを強制するわけではありませんが、自然に触れ合う時間をおすすめします。
今日も友人たちと海に行き、太陽のエネルギーをチャージし、自然のエネルギーの力強さを感じてきました。
やっぱり私には自然が合ってるようです。
と、言いつつもメルボルンのお洒落な街でイケてる女子風を演じたいのはここだけの秘密です🤫
では、今日も読んでくださりありがとうございました。
インスタグラムのストーリーに今日の出来事をアップしているので、興味ある方は覗いてみてください。
おやすみなさい。
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