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【東洋医学#11】消化・吸収に関わり、血を巡らせる─”脾”


今日は、脾のはたらきと不調が起こった時の症状についてまとめます。


この記事を通してご自身のセルフケア時に活用して頂けたら嬉しいです。

\こんな人におすすめの記事/
・やる気が出ない人
・倦怠感を常に感じている人
・むくみが気になる人


前回記事では「肝」「心」についてまとめました。気になる方は下記からどうぞ。

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脾のはたらき


脾は消化・吸収を行い、水穀の精微*を作ります。


血が脈管におさまり全身に運ばれるのも脾のはたらきです。


東洋医学の脾は、西洋医学の脾臓と同様で消化・吸収を行う臓器。


食べ物を消化して水穀の精微を作る。水分を吸収したり、運搬したりする。これらのはたらきを「運化」と呼びます。


気・血・水の原料である水穀の精微は、人体にとってとても重要です。


それを担う脾の働きは、全身に影響を及ぼします。また、血を脈管の中に納め、全身に巡らせる「統血」という機能もあります。

水穀の精微(後天の気)・・・飲食物を消化吸収して得られる、栄養のある物質。生まれた後に補うもの。

脾のトラブル


脾の運化作用が変調すると、消化・吸収が滞り、食欲不振、食欲の低下、腹痛に繋がります。


水穀の精微が十分に作られず、気・血・水も不足します。


気が少ないと、気力がなくなり、全身に倦怠感が生じます。


水が停滞するため、痰やむくみが起こります。


痰が肺に移動すると、喘息やしつこい咳などの症状に。


食後に起こる眠気も、脾の衰えによるものです。消化吸収に気と血を消耗し、気を心に送ることができなくなります。


また、脾の統血作用が低下すると血が漏れ出しやすくなります。皮下出血や鼻血、血便、血尿。女性の場合、月経過多になることも


また脾は肌肉の発達や口、筋肉とも関係があると言われてます。


脾が弱ると、全身の筋肉が落ちたり、口内の乾燥、味覚障害やよだれが多く出ることもあります。


さいごに


精油のレッスンを通して、アーユルヴェーダ思想にも興味を持ち始めたのですがやはりキーワードは消化力だと思っています。


ついつい食べ過ぎてしまったり、夜遅くに食事を摂ることで十分に消化しきれなかった翌日は身体もスッキリせず、頭もぼーっとしているような気がします。


食事を食べるなら、せっかく頂いた命をしっかりエネルギーに変えていきたいものです。


今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみ〜!


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