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禅のことば

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”人生がさらに豊かになる禅語”について
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記事一覧

【禅語#20】心を鍛える場を持つ|直心是道場

今日の禅語は、直心是道場です。 自分のありのままの気持ちに従い、その道を進んでいく。その…

【禅語#19】励まし合える友人を作る|把手共行

今日の禅語は、把手共行です。 この禅語は、字のごとく自ら清らかな心と共に手を取り合って生…

【禅語#18】呼吸を整えて三毒を出す|無事

今日の禅語は「無事」です。 このことばは、何事にも振り回されないことを意味します。 大抵…

【禅語#17】坐禅が穏やかな心をつくる|喜色動乾坤

今日の禅語は、喜色動乾坤です。 喜びに満ち溢れた人は、天地を動かすほどの力を持っていると…

【禅語#16】どうしようもないことは、流れに身を任せる|任運自在

今日の禅語は、任運自在です。 この禅語は、世の中のすべてのものは、自ら運び動いており、こ…

【禅語#15】「自分の目」で見つめること|悟無好悪

今日の禅語は、悟無好悪です。 私たちは、とかく評価や先入観に縛られて他人を見てしまいます…

【禅語#14】言葉以外の感覚も大切に|以心伝心

言葉や理屈のやり取りからではなく、言葉にできない心を伝え合うこと。 今日の禅語は、「以心伝心」です。 私は以心伝心と聞くとオレンジレンジの以心電信が想起されますが、今日の禅語はまさしくあの歌詞の通りの意味だと感じています。 現代社会では、見えないものは信じられないという風潮がスタンダードのような気がしてなりませんが、「何かを感じ取る部分」というのは人間の本質であり忘れてはならない感覚だと思います。 さて今日は、懐かしの名ソングとともに記事を通じて何か感じ取っていただけ

【禅語#13】執着を手放す|放下着

たった一瞬であっても、いっさいの執着心が消える時間をつくること。 これが放下着のいわんと…

【禅語#12】尊敬する人のそばに|薫習

季節ごとの衣替えの折、古来より防虫香というお香が使われていました。 その香りが衣服に移り…

【禅語#11】1人が好きということ、1人で生きることの違い|受身捨身

本日の禅語は、受身捨身です。 この禅語は、1人で生きていると勘違いはしてはならないと述べ…

【禅語#10】「1つずつ」が仕事の原則|竹有上下節

本日の禅語は、竹有上下節です。 この言葉は1つ1つ順番に行っていくことが仕事を進める上で…

【禅語#9】「祈り」で心を空っぽに|無心

今日の禅語は”無心”です。 普段日常会話でも使っていることば、無心。 これは、心の中にあ…

【禅語#8】結果に執着しない|水倒渠成

今日の禅語は、”水倒渠成”です。 この禅語は、水が流れるところに渠ができるように、無心に…

【禅語#7】「社会」と、時々距離を置いてみる|白雲抱幽石

今日の禅語は、”白雲抱幽石”です。 この禅語は、中国・唐代の僧である寒山が世間との関わりを断ち、1人静かに隠遁生活をした風情を表したものだそうです。 人間は、時には1人の時間を過ごす機会を持つべきだということを示唆しています。 この禅語が今の私の状況とマッチしたので、今日はこの言葉について深掘りしてみようと思います。 白雲抱幽石とは? ”白雲抱幽石” 社会と時々距離を置く生き方をしてみる──。 この禅語は、いつも誰かと一緒にいること、繋がっていることが幸福で、孤独