【禅語#8】結果に執着しない|水倒渠成
今日の禅語は、”水倒渠成”です。
この禅語は、水が流れるところに渠ができるように、無心になってひたすらに努力を続けていれば必ず道は開けてくることを意味しています。
ゆっくり、コツコツやるのもいいんじゃない?
そう問いかけてくれることばです。
私のように、せっかちで、早く成果を上げたいと思う方へ届けば嬉しいです。
水倒渠成とは?
水倒渠成とは?
結果に執着しない生き方──。
仕事をしている中で、出来るだけ成果を出したい。仕事だけでなくても、資格や語学の勉強をしているときにそう思うかもしれません。
そしてそう思うのは、ごく当たり前のことです。
成果を出せば、周りから認められます。評価されるということは、人間にとってとても大きな喜びです。
ただし、成果ばかりに執着してはなりません。
現代の日本はあまりにも成果だけが重要視されているように思います。
これは少なからず、アメリカ型社会の影響も受けていると思われますが、日本人というのはその家庭も評価するという独特な文化があるそうです。
この日本人らしい考え方は生きていく上で、素晴らしい考え方だと思います。
なぜなら、人生とは成果が出ないことの方が圧倒的に多いからです。
努力すれば必ず実るとは限りません。それが人生というものです。
しかし、そこで投げ出してしまってはならないのです。
努力の歩みをとめてしまえば、やがて生きる意欲さえ失われます。
成果は大事ですが、そこに執着しないことを意識するのもいいかもしれません。
禅語とわたし
私は禅語の記事を書く際にいつもその時に目に入ったものを、取り上げているのですがまさしく今の私に必要なことばだなと思っています。
水が流れていれば渠ができるように、コツコツと何かを続けてみる。
何か続けることが苦手な私も皆さんのおかげで、noteを続けることができています。
このnoteが、この先何に繋がるかは分かりませんが
「ただ、今に集中すること」
「結果を高望みせず、続けること」
を意識しながら続けて来れています。
何かを続けることは、どんなことであれ忍耐力が要ります。そして、今はそのトレーニングなのかもしれません。
結果だけでなくプロセスも楽しむ。
今はAIもかなり普及してきており、人間じゃなくてもできることが増えました。文章もAIに任せてしまった方が楽なのかもしれません。
でも、やっぱり完璧すぎない人間らしさを私は持ち続けたいなと思ったところです。
さいごに
水倒渠成、いかがだったでしょうか?
コツコツと今にフォーカスして、何か続けてみることの大切さ。
そして、成果だけに執着せずプロセスにも目を向けてみようと思うきっかけになれば嬉しいです。
私自身、早く結果を求めようとせずじっくりその瞬間を味わいながら、これからも細く・長く努力していこうと思うところです。
では、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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