Millerscrossing_2017

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最近の記事

東京ヴェルディ戦 (Away)

 劇的な結末。それだけに、ジュビロサポであれば落胆するのは当たり前である。F・マリノス戦に続く現地観戦。決勝点がジュビロゴールに吸い込まれた瞬間はショックで真っ白になったし、飛田給駅へ戻る道中も敗戦の事実に堪えた。  だがそれでも、特に悲観することでもないと思うし、内容的には手応えを感じ取れる部分もあった。同じ昇格組ということで否応なくライバル意識を持ってしまうものだし、さらに東京ヴェルディ相手にはリーグ戦で久しく負けていないということで、ことさら失望が強まったのかもしれない

    • 横浜F・マリノス戦 (Away)

       単純に、すごいことだと思った。  あの、F・マリノス相手に"堂々と"引き分けたことだ。 2017年以降、対F・マリノス戦は現地観戦含めてほぼ全て観てきたはずだが、2018シーズンより後に限れば、こんなにまもとな引き分けは初めてではないか。  2017シーズンは俊輔・アダ・川又の前線トリデンテが存分に個々の持ち味を発揮し、シーズン6位。F・マリノスは確か5位だったか。三ツ沢で行われた天皇杯の試合も観に行ったが、そのシーズンでの両チームの力関係はほぼ互角、という認識だ

      • 町田ゼルビア戦 (Home)

         初のJ1の舞台でセンセーションを起こしている町田ゼルビア相手に完封勝利。そのインパクトは大きかったようで、方々で報道されている。その中には、ゼルビアのネガティブに報道されがちな部分(ロングスロー、セットプレー、時間稼ぎ、ファールの多さ…)を背景に、"ざまあみろ"的な論調(というより感情、が適切かも)がちらほら散見されるが、J1に上がっていきなりこれほど注目されるというのは本当にすごいことである。一般に、弱者は悪者になれない。ゼルビアに弱点はないわけではないが、弱点を露見さ

        • アビスパ福岡戦 (Away)

          ジャーメインが度肝を抜く身体能力を見せつけた1点目(どうでもいいが、ジャメって「人間鯉のぼり」とかできそうだな…。あらためて、ものすごい体幹の強さと身体能力の持ち主なんだろう)と、新潟戦から続く、あれよあれよというどさくさ紛れっぽい展開からの2点目。出来すぎ感が強かったが、そこからプラマイゼロと言わんばかりの2失点。とても振り幅の大きな一戦であった。 対するアビスパはJ1に戻って4シーズン目。思えば、監督交代とヤットさん獲得を機に、何とかJ2の沼から抜け出そうとまさにもが

        東京ヴェルディ戦 (Away)

          名古屋グランパス戦 (Home)

          前々節、前節と望外の6ポイントを獲得したとはいえ、相手を圧倒するクオリティを見せつけたのものではないし、懸命にまずは守備を全員で頑張った上での幸運が重なっての結果だと思っていた。なので、今節の結果も当然とまでは言えないまでも、想定内ではあったし、幸運がそうは続くものではないことは、多少なりともサッカー観戦歴のある人なら自明のセオリーの一つであろう。  二連勝から得た自信のようなものは、試合の入りからチーム全体から感じされたものの(「ちゃんと試合をすれば、おれたちは勝てる!は

          名古屋グランパス戦 (Home)

          京都サンガ戦 (Away)

           前々稿で、新潟・京都戦でトータル4ポイント取れれば御の字と書いたが、結果は、望外の6ポイント。多くの他サポーターも、期待はしつつもそれは難しいと感じていたのではないか。  勝因は何か。一番は、-そのまんまだが-失点せずに凌いだこと、に尽きる。前半相手の勢いに呑まれるシーンが目に付いたが、被ラストパス・シュートの局面で可能な限りの制限を終始加え続けたことが、二試合連続クリーンシートを実現する最大の要因となった、と思う。  他方、攻撃面はどうか。これも見たまんま述べれば、良い

          京都サンガ戦 (Away)

          アルビレックス新潟戦 (Home)

          連敗を止める勝利。ホームで今季初得点、初勝利、初クリーンシート。良いこと尽くめなんだけども、どこか、腑に落ちないというか、起承転結があっての快勝、という感じがない。論理的な展開がない。結局、覚醒したジャメの身体能力と、ペイショットの高さか、というあっけなさというか。それらももちろんすごい武器になっているし(と言うより、現時点でほぼ唯一の、が正しいか)、この拮抗したリーグにおいて武器を前面に打ち出すのは至極まっとうな判断なのだが、先期からの積み上げという観点では、中途をぶっ

          アルビレックス新潟戦 (Home)

          鹿島アントラーズ戦 (Away)

           一長一短。帯に短し襷に長し。これまでの5戦の内、激戦を制した川崎戦以外の総論としてはこんな印象か。    二連敗を経て、ついにスタメンを動かした横内監督。山田大記(トップ下)と伊藤槇人(CB)を外してペイショット(CF)と鈴木海音を入れ、ジャーメインをトップ下っぽい位置に配置。ついでに(と言っては何だが)センターハーフの中村駿をレオ・ゴメスに代えたのは、守備のバランスを取ろうという狙いからだろう。この数名の入替から見て取れるのは、中盤から前線にかけてのフィジカル強化。もっと

          鹿島アントラーズ戦 (Away)

          番外編 杉本健勇考  <大宮アルディージャvsテゲバジャーロ宮崎>

           他のチームのサポーターはどうなのか(あるいはどの程度なのか)よくわからないのだけれど、ジュビロサポって元・ジュビロの選手の動向がなんか気になるんですよね。なんでだろう?予算が限られていることもあって出入りが少なく、個々の在籍年数が比較的長くなる傾向があるから、その分愛着が湧く、とか。磐田というのどかな土地が本拠ゆえ、ファミリー感が強いからか(余談だが、苦戦の末にプレーオフを経てようやくJ1残留を勝ち取った2018年シーズンのオフ、何を思ったか当時の名波監督が「全員契約更新」

          番外編 杉本健勇考  <大宮アルディージャvsテゲバジャーロ宮崎>

          ガンバ大阪戦 (Away)

          4節終わって1勝3敗。まだ下には下がいるけど、直近2回の降格シーズンと同じく位の苦戦を予期させられてるのは、自分だけじゃないはず。  夢のようなJ2最終節を経ての、念願のJ1の舞台。あの大逆転劇から約4か月。J2で一番にはならなくても、一番にかなり近い位置を掴み取ったからこそJ1に上がれたわけで、J2でベースにしていた戦い方がJ1でも通用するんじゃないか、と言うより継続性が大事なんだしベースに上澄みで挑戦でしょう、と思いがちだけど、そんな簡単に通じるもんじゃないってことです

          ガンバ大阪戦 (Away)