インド流社員旅行に戸惑う(宿泊編)

さて。 ひたすら山道を登り、しまいにスマホの電波も届かなくなるようなエリアを通り抜けて、夜9時を過ぎてようやく、というか忽然と現れるリゾートエリア。 セーラム地区北東にある、ヤーカードはちょっとしたリゾート地になっていて、標高が高いこともあって気温が昼でも20℃を切る過ごしやすさ。夜になると15℃近くまで下がり少し肌寒いぐらい。インド人スタッフ達が私に、気候はどうだ？気に入ったか？としきりに聞いてきて面白かった。 さて、そんなヤーカードで我々が泊まるホテルに到着。 えー…

インド流社員旅行に戸惑う（出発編）

某日、人事のマネージャーさんが、今度Team outingがあるんだけど参加するよね？と聞いてきた。 …アウディング？なんか性癖バラされるんかな…と思っていたら、遠足の意味のOutingだった。当たり前か。 それからしばらくして、人づてに出発日を聞きはしたものの、出発時間も日帰りか泊まりかも、なんなら行き先すら連絡無し。なのに、お酒は何飲む？とかトレッキングするでーとか、断片的な情報はちょいちょい入ってくる。 出発前日に、ところでキミ以外の日本人メンバーはみんな行くんでし

バイクの無限の可能性を見せつけられる

インドではバイクは重要な交通手段の一つ。まだまだ自家用車が高嶺の花のこの国では、一家族でバイク一台というケースも多い。 私も若い頃にバイクに乗っていたけど、ヘルメットを着用するから髪型ぐちゃぐちゃになるし、荷物も大して持てないし、必ずしも便利な乗り物というわけではなく、むしろ趣味の乗り物という印象だった。 ところが！この国では主要な交通手段として大活躍している。 ちょっとした市街地に入ると大量のバイクに取り囲まれる。私の住んでいるエリアではまだまだノーヘルが多数派。

心折られるシリーズ その1

インド生活を続けていると、何かと不便やら不都合があったりするんだけど、その中でも屈指の心折られるエピソードを幾つか。 日本に１週間ほど一時帰国してインドに戻ってきた日。 私が使う便は、到着がだいたい夜の10時過ぎなので、イミグレやらバゲッジピックアップをすると11時頃に空港を出ることになり、アパートには一時間ぐらいで着くので自宅着は日付が変わる前後に着くことになる。 到着して、部屋のロックを開けて部屋に入る。 一応全部屋何もないことを確認。 と回り始めて… なんじゃ！この

雨が降ると停電する

これはうちのアパートだけの話なのか、それともどこもそうなのかはよく分からない。 この時期、夕方によく局地的に雷を伴った大雨が降る。 そうすると、めちゃくちゃ嫌な予感がする。 来るなーと思っていると…、ドン、と真っ暗になる。 はー、今日も来たかぁ、となる。 ところが、これが時間帯によってはとんでもないことになる。 例えば昨日の話。 仕事を早めに切り上げて、買ってきた食材などを冷蔵庫に入れ、少しのんびりしていると、外がにわかに掻き曇ってきて、こりゃあ一雨来るかな、と。 ん！マ

まずはご連絡。 ちゃんと元気にやっています！週6日勤務が思いのほかきつくて、日曜も家のことやっているともう夕方、みたいな世界。週休2日でしか働いたことが無いから仕方ないのかも、ですが。また、ボチボチ更新していきます。

遂にダウンする

インド滞在期間で一番心配していた体調の不良だったけど、まさか風邪を引くことになるとは。 確かに、ここ一ヶ月ぐらいは目まぐるしかった。進まない工事、迫ってくる日程、建屋の準備ができてないのに設備設置の業者がインドに来ちゃうなどなど、もう胃が痛くなる毎日。 それに加えて自宅では洗濯機が突然の仕事ボイコット。最近かなり暑くなってきて、しかも現場は屋内とはいえエアコンがないので事務仕事をしているだけでも汗だくになる毎日。洗濯機なしでは本当にきつい。 あ、洗濯機を巡る闘いはまた別途

ちゃんと生きております、ちゃんと食べております。 なかなか時間がなくて更新できていませんが、チェンナイでTKGが食べられるようになった経緯も追々アップしていきます。 なお、23日には一時帰国予定。 帰ってばっかりやな！と言われそうですが…

1月22日　ランサークルに参加する

趣味のジョギングを復活させて、ようやく10キロぐらいはサラッと走れる脚力が戻ってきつつあるので、ずっと気になっていたチェンナイ日本人会のマラソンクラブに参加させていただくことに。 朝の集合時間は7時、交通事情考えて5時半にアパートを出発。 余裕をもって着くはずが案外途中途中で渋滞にハマってしまい、7時10分前ぐらいに到着。 場所はチェンナイ市内、海岸近くのマハバリプラム。 世界遺産に指定されていて、チェンナイ有数の観光スポットらしい。 まずは全員で自己紹介してから、一旦バ

1月11日　再び走り始める

私は元々ジョギングが趣味で、趣味が高じてフルマラソンどころかトレイルランニングやウルトラマラソンにも出たりと若干変態が入ったランナーだった。 このインドサポートの仕事に就いてからは、インドとの時差だったりで生活が不規則になり、しかも出向準備でバタバタとしてなかなかジョギングをしている時間もなくなっていた。 インドに来て、生活にも少しずつ慣れてきたこともあって、そろそろ時間を見つけて走りたいなぁと思って少し朝の出勤準備の時間を見直して、なんとか走る目処が立ってきたので少しず

1月12日 停電の中で夕飯づくりに奮闘する

インドに住んでいると、比較的頻繁に停電に遭遇したりする。 ちょこっとした停電は日常茶飯事、どのぐらい日常茶飯事かというと、三日間停電無しで生活することが無い。もちろん、数秒で回復するものもあれば、数分かかるものもある。ともかく、いきなり切れていきなり復帰する。 ある日、家に帰って夕飯を作ろうと炊飯器を開けると、生暖かいご飯が入っていた。恐らく、昼間のうちに停電して、保温のスイッチが切れてしまったのだろう。メニューが炒飯でよかった、なんてこともあった。 停電といえば、昨年の1

1月5日 銀行までの道を歩いてみる

昨年、FRROやPANカードが届いてから銀行で手続きを行った銀行口座が無事開設、カードその他のスターターキットが準備できたと連絡がきたのが昨年の12月25日、既に私は帰国していた。 その夜、インドから知らない連絡先から電話が入り、何かなーと思って出たら、めちゃめちゃ風の音がビュービュー聞こえてきて、電話の主が何を言っているかさっぱりわからん。 何とかわかる単語だけ拾って聞くと、どうも家に居るかどうかを聞いているらしい。ははーん、この人はきっと宅配の人で、銀行のキットを届けた