未完成なBARの、"とある日の出来事"〜生きてきた道と成長。
最近、同級生がお客として訪ねてきた時があった。6人組のグループだった。
かなりうるさい上に、「死ね」とか「殺す」とか、冗談だとはわかっている感じではあるが、そればかり連呼し、しょうもない下ネタばかりを叫んでいた30代の若者に辟易とした。※私にとっては子供っぽい人は30代でも若者に感じる。
わざわざ同級生の店に、そんな客人を連れてくる私の同級生にも少々呆れた。
他のお客様もいたし、こりゃ迷惑だなぁと思っていた。
しかも同級生のグループの中には、女性もいた。退屈させないためなのか、気を引くためなのかわからないが、ボキャブラリーの少なさをカバーすべく、強い語気でそんな話をする若者に嫌気がさして、注文を取りに行く際に注意をした。
「死ねとか、殺すとか、いい歳して冗談でもそんな言葉ばかり使うものじゃありませんよ。
言葉遣いや、字の読み書き、筆跡、そういったものは、人生の生きてきた道筋を表すものですよ。
そんな言葉ばかり使っていたら、その程度に見られてしまうよ。」
私としては、同級生も含めて、もう来なくてもいいかなぁ、と思い、このように若干挑発的に言ってみた。
「もう二度と来ねーぞ!」
ここから先は
1,243字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?