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【経営者・経理・財務担当必見】自社の経営状況の見方

皆様こんにちはー!
ハウスダストで鼻水が止まらないって妻に相談してから、何故か妻との会話が減ったと感じているまねです💦

最近、経営者様や経理・財務の担当者様から自社の試算表や経営数値のどこに注目して経営したらいいかと質問を頂きました。

結論:ポイントが多すぎて簡単に答えは出せません(´;ω;`)ただこのような回答をするとコンサル失格なので簡単にできる1つのポイントをご紹介したいと思います。

【3~5年程度の同月の試算表の数値を並べてみる】
3~5年程度の同月で試算表を並べてみて下さい。①売上の推移②売上総利益の推移③営業利益の推移④販管費の各勘定項目の推移を見てください。その中で変動の大きい項目について1つ1つ理由を調べることが大切です。

はい、とても分かりづらいですね💦具体例をあげます。

私の顧問先で、3年前から売上・売上総利益は横ばいで変化がないのに営業利益が30%程度減少している先がありました。売上総利益が変わらないのに営業利益が30%減少しているということは④販管費の特定の項目が増加しているはずです。分析していくと3年前に比べ人件費が20%強増加していることが判明しました。ここで、まねは数パターンの推測をたてました。

①新卒採用を積極的に行い先行投資しているため人件費が増加②利益がでているため経験の少ない営業人員を増員し将来に対する準備で人件費が増加③間接部門の人員が増加し単に経費が増加。の3パターンくらいでしょうか。

①、②であれば経営者の戦略の一環なので問題ないですが、経営者が過去からの自社の経営状況を把握しておらず③のケースであれば問題だと感じていました。案の定、顧問先の社長にヒアリングすると③でした。。。

社長に詳しくヒアリングすると現場の間接部門から人が足りないと要請がある中で採用を続けた結果だそうです。まねが現場を見るとシステムや作業の効率化で対応でき人の採用は不要であったと思います。

このケースで何が問題かというと経営者が、今の試算表しか見ておらず過去からの流れを全く把握していないことが問題です。経営数値管理は「今月儲かった、損した」も勿論重要ですが過去からの数値の変化を経営者が把握することがとても大切だと、まねは感じます。

敢えて今回のタイトルに経理・財務担当者を追加させて頂いた理由は、社長も忙しいので過去からの数値分析をする時間がないケースも中小企業では多いです。ですので、経理・財務担当者様が過去からの数値を並べて経営者に報告することで経営者がより正確な経営判断ができると思います。

もし、実践されていない企業様がいらっしゃれば参考にして頂ければ幸いですm(__)m

今回の記事が皆様の少しでもお役にたてれば嬉しく思いますm(__)m
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今回も最後までお読み頂きありがとうございました( `ー´)ノ



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