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【経営、経理、財務】管理会計とは?

皆様こんばんはー!
大谷選手の移籍先がドジャースに決まりましたね👍
増税や値上げなど消費者にとって暗いニュースが多い中、大谷選手の活躍は日本の人々に多くの明るいニュースを届けており同じ日本人として誇りに感じます!!!

さて今回は、管理会計について少しお話したいと思います。色々な事業者様から「管理会計を導入した方が良いですよ!ってアドバイス受けるんだけど実際どう思う?」って質問を受けます。私自身も管理会計の導入について賛成派です。ただ管理会計って「どこまで管理会計を実施するか?中小企業の経営において誰がやるか?データはどのように収集するか?」など実は現場に落とし込む際、意外と難しい領域です。今回、私の管理会計に対する考え方や現場に落とし込む際の方法など、お話したいと思います!

①そもそも管理会計とは?
管理会計は主に経営者や経営幹部が経営判断する上で必要な情報を提供する会計の考え方です。例えば、飲食店であれば各店舗ごとの売上や利益、運送業であれば車両ごとの売上や利益などでしょうか。他にもコストを中心とした管理会計もあります。あくまで自社の経営を継続していく上で重要なデータを管理会計の対象に設定することが多いです。

②具体例
A社は10店舗ラーメン店を経営しています。近年、人件費の高騰や材料費の高騰で赤字経営が続いています。現在、管理会計は導入していません。今後、代表者は経営を立て直す上で管理会計の必要性を感じています。皆様なら、どのような管理会計を導入しますか?

③まねの案
ざっくりした質問ですいません💦
まねが管理会計を導入するなら下記がパっと思いつくところです。
①店舗別の売上・収益
②店舗別のFLR比率(原材料、人件費、地代家賃)
③来店客数と客単価の取得(時間帯別、曜日別、店舗別)
④客席回転率、1席あたりの粗利益

私自身も飲食専門ではないので、もっとここ見た方が良いよ!とアドバイスがあればよろしくお願いします<(_ _)>
管理会計って細かく管理すれば管理するほど課題や問題点も見えてくるため効果的と思います。しかし中小企業の現場によって、数値がそもそも超苦手、管理会計の資料の作り方がわからない、指標が多すぎてどこを優先していいかわからない。など様々な意見があがります。じゃあどうしたらいいの?

結論
①管理会計の数
私は、1~3程度の管理会計の導入を提案する機会が多いです。お客様にもよりますが5~7つ程度の管理会計を提案しお客様が考える課題や問題を考慮して1~3つ選ぶ感じですね。もっと多くの管理会計の指標を選ばれる事業者様もいらっしゃいますが、平均すると1~3が最も多いですね。多すぎると管理するだけで膨大な時間がかかってしまい逆効果になることもあります、、、、※現場の経理担当者の不満がたまるなど

②誰が管理会計のデータを作る?
これはお客様のニーズ次第ですね!
①自社で内製化したいお客様
経理担当者様と管理会計のデータのとり方から作成方法まで支援します。
②完全に外注化したいお客様
完全に外注したいお客様には、私が毎月作成しています。会計データを全て送っていただき管理会計帳票を作成の上で毎月報告しミーティングしています。工数がかかるため費用も高めに頂いていますね💦ここの外注が取れれば長期契約になる傾向があります!結構大変ですけど、、、、

③データ分析の難しさ
現場で一番感じることが、管理会計を作ったものの経営者が今までデータを使って経営判断をしたことがないため正しいデータがあっても誤った経営判断がする機会が多いように感じます。
ここに中小企業診断士やコンサルタントのニーズがあると私は思っています。管理会計のデータから様々な改善案を社長に提案することで会社をより良い方向に導くことができるためです。

私自身、経営状況を数値化することはとても大切と感じています。経営がうまくいっていない特徴として感覚と数値に乖離があって気づかないまま、感覚経営を続けるパターンが多いように感じます。
一方、数値化が苦手な事業者が多い中、中小企業診断士やコンサルタントのニーズはまだまだあります。事業者様のポテンシャルを引き出すためにも管理会計などの数値化支援はとても大切です。日本の中小事業者様の発展に貢献できるよう今後も日々感じたことをお話しできればと思います( ;∀;)

今回の記事が皆様の少しでもお役にたてれば嬉しく思いますm(__)m
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今回も最後までお読み頂きありがとうございました( `ー´)ノ


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