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仕事の忙しさを理由に同じ会社の人間に八つ当たりしてもいいのか?

ダメに決まってます。(タイトルの答え)

ただ、残念ながら多くの人間が、忙しさを理由に社員に八つ当たりされているし、自分自身が無意識に社員に八つ当たりをしています。

そこで今回は、仕事の忙しさを免罪符にして理不尽な事をされた時の対処法と、自分が加害者にならない為の戒めを述べていきます。

この問題は、簡単に被害者にも加害者にもなってしまうので、両者の目線から説明していきます。


【被害者の対処法①:人間不完全だと考える】

まず、その人から忙しいのが理由で理不尽な事をされたのが初めてなら、見逃してあげてください。

下記に悲劇のヒロインとか人として終わってるなどとボロクソに書いますが、人間なので一度くらい間違える事はあります。

「まあ、人間って不完全な生き物だからそういう事もあるよな。だから今回だけは許してやる」
と心の中でつぶやけば、こちらが上に立った気分になり、少しは怒りの溜飲を下げる事ができます。

【被害者の対処法②:謝罪風反撃】

ただ、2度目は見逃してはいけません。

何故なら、相手から「コイツは何も言い返してこないから、何を言っても大丈夫だな」と思われてしまうからです。

とはいえ、相手にストレートに言う度胸がなかったり、言い返されるのではないかと考え、何も言えないケースが多いのではないでしょうか?

そんなあなたにオススメしたいのが、相手が余裕がある時(忙しくない時)に謝罪風反撃をする方法です。
例をみてもらった方が早いので、下記をご覧ください。

「〇〇さん、あの日は〇〇さんが忙しいにも関わらず、〇〇について聞いてしまった事で、〇〇さんの貴重な時間を奪ってしまい、申し訳ございませんでした。今後は、〇〇さんの邪魔にならない様に、何か分からない事がある場合は、自分の力のみで解決する様にします。ただ、そうなると、重大な失敗に繋がってしまう事もあると思いますが、〇〇さんの貴重な時間を奪ってしまうよりはずっとマシだと考えます」

ここまで言われたら、一部の人間以外は、「私のあの時の対応は悪かったかな」や「〇〇さんに何か言う時は、気を付けて発言しないと」と思う様になり、実際に今後の対応も変わります。

言うのに少し度胸がいると思いますが、未来永劫忙しさを理由に八つ当たりされる事を考えたら、言う以外の選択肢はありません。

【加害者にならない為に①:忙しいのはあなただけではない】

そもそも忙しいのは、あなただけではありません。

会社にもよりますが、月末になると特に忙しくなるでしょう。

つまり、あなただけでなく、多くの人が忙しい状態なのです。

それにもかかわらず、自分だけが忙しいと思い込んで他の社員に八つ当たりするのは、悲劇のヒロインにでもなったつもりかと言いたくなりますね。

【加害者にならない為に②:忙しい理由を分析していない】

そもそも、本当に忙しいですか?
何故、忙しくなるのか考えた事はありますか?

例えば、月末で大量の業務がくると分かっているなら、対策できることもあるでしょう。

その対策を怠るだけでなく、忙しさを理由に人に理不尽な対応をする事は、はっきり言って人として終わってます。

それでも「忙しいのだよ、お前は何も分かってない」と思うそこのあなたは、以下の記事をご覧ください。

【最後に】 

日本は、我慢=美徳と言われますが、これは違います。
相手に自分の思っている事を怖くて言えない自分を正当化する為に、我慢=美徳と自分に言い聞かせているだけです。

何度でも言います。「我慢=美徳」ではありません。
「我慢=相手に言う度胸がない」だけです。

仕事の忙しさを理由に理不尽な事を言われている人は、上記でご説明した謝罪風反撃をしましょう。

一方で、仕事が忙し過ぎて余裕がない加害者予備軍(現在進行形で加害者の人も含める)は、勇気を持って自分の上司などに相談しましょう。

どちらの立場(被害者と加害者)の人も、自分が言う事で現状が少しずつ良くなっていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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