★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~ ⑫世界観・コンセプトとの格闘」
※連載のあらすじ※
「自分のカラーや感性を大事にして生きる人」をコーチとしてサポートする丈二(joji)の、シンガーとしての挑戦記録。偶然うまれた機会から行うことになった1stLIVE(歌、語り)。しかもいきなり憧れの素敵すぎる場所(JZ brat http://www.jzbrat.com/)で行うことに。ドタバタの中で自分と向き合い、仲間と取り組んだ数々の学びや気づきを連載しています。
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前回のおさらい:イメージが現実化していく、それは精神論ではなく認知科学も語っている話。実際にLIVEに向かう途中で描き、そして実現していったことの片鱗。(前回記事はコチラから)
そうやって出来上がったLIVEに込めた世界観・コンセプトについて。
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最高の場所での1st LIVEだ。
ライブっぽさ、なども何も気にせずに、自由な場にするとしたら、
どんな場所にしたいのだろう。
取り組む中で、漠然としたイメージは見えてきていた。
けれど、言葉にしてはっきりと伝えないと、人には伝えられない。
自分自身でも明確であればあるほどいい。
ふと言葉が浮かんだ瞬間にノートにメモをとり、
ひかれる曲、つい口ずさんだ歌が自分にとってもつ意味を考え、
また言葉にする。 それをこの期間ずっと繰り返していた。
職人が磨きをかけるように。
場をつくる、空間をつくる、
そう考えた時、そこを改めての自己紹介の場にしたいと思った。
"それっぽいLIVE" をして "記念になったね" とはしたくなかった。
完全にリアルなストーリーとして、本当の場にしたかった。
もしもそれが行きつく先が、一般的にLIVEと言われる形とは違ったり、
人がそれをどう思うかはそれぞれだとしても。 虚飾された演出のない場。
「私はこんな世界を思い描いています。
そしてそれをこの場かぎりの夢物語じゃなく、
本当にしていきたいんです」
この日のステージが終わったあとも、色んなステージがつづいていく。
私も、メンバーも、見てくれた方々にとっても。
映画をみた後、しばらく高揚感が残り、世界の見え方が変わる感覚。
でも多くの場合はそれは非日常のエンタメとしての快楽にとまり、
そして元の日常へと戻っていく。
それを越えて人生をかけるものはわずかだ。
いや、それに終えたくない。終えたくない。
このLIVEはそれ以上に、その後に戻ったはずの日常も、
1ミリでも世界線が変わっていくような場にしたい。
「あぁ、エンタメやおとぎ話、ユメミゴトではなくて、この世界観は
本当の本当に進んでいくんだ」
「この世界観で生きられたらいいな。そしてそれができるんだ」
LIVEが思い出や終わりではなく、はじまりの場にしたかった。
少なくとも私自身にとってはそうすると決めた。
そんなわけで、これはただのライブではなかった。
何を大切にしたいのか、
価値観をあらためて問い直し、
このLIVEという声や、自分の存在を見てもらえる瞬間に
伝えたい・込めたいメッセージを向き合って考えた。
その結果、掲げたコンセプト。
素人の手作り感満載だが、ご覧いただけたら嬉しい。
2021.11.7 JZ bratでのLIVEに掲げた世界観(クリックでリンク先にとべます)
LIVEに来ていただいた方には、きっと届いたと思う。
実際にそういう声をいただいた。
なかなかこの言葉だけで伝えるのは簡単ではない。
それでも、この世界観に向けて自分なりにできることをしたいと
思っている。
本当にひとりひとりの想いや多様性が尊重される社会。
愛のある音、声、言葉に満ちた社会。
そしてそのはじまりは自分自身、
あるいはたった一人の誰かとむきあうことから。
コーチングも、そんな思いでやっている。
社会のフツーから外れていたっていい。
それぞれの感性や彩りを生かした、本心からのぞむ生き方を。
そんな形で、掲げた世界観に取り組んでいく。
...と、たいそうなことを掲げていた私だが、
小さき人間として、驚くほど些細な壁にぶつかった。
次回、
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~ ⑬コンプレックス」
どうぞお楽しみに♪
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https://note.com/joyandefficacy/n/n7c0505ba5237
初回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~①はじまり 」
前回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~⑪偶然と必然・この仲間とこそ」