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★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~⑪偶然と必然・この仲間とこそ」

※連載のあらすじ※
「自分のカラーや感性を大事にして生きる人」をコーチとしてサポートする丈二(joji)の、シンガーとしての挑戦記録。偶然うまれた機会から行うことになった1stLIVE(歌、語り)。しかもいきなり憧れの素敵すぎる場所(JZ brat)で行うことに。ドタバタの中で自分と向き合い、仲間と取り組んだ数々の学びや気づきを連載しています。
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前回のおさらい:LIVEで創りたい場をイメージしていったら、それは見たことがある風景だった。(前回記事はコチラから) 
でもイメージが具現化したのはそれだけじゃなかった。
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「本当にイメージが持てている分だけ実現する」

"イメージが具現化するのなら、なんでもありじゃないか! "
たとえば3億円の宝くじがあたるイメージをもてばあたるのか?
というような話。

なんちゃって妄想、とイメージは違う。
(本当にイメージを持てている人であれば、当たるのかもしれないけれど。)

ちょっとだけ真面目な話をしてみると、
人にはセルフトークという自分の中で言っている言葉、声がある。
それが一日に何万回も脳内でくりかえされている。

例えば、
会社が忙しかったりつまらなかったりした時に 
"あ~しんどい" と思うのもそうだし、 
"私なんて..." というのも "私ってラッキー"、 
"絶対LIVE成功!" も、どれもがそうだ。

このパワーは凄い。なにしろ、誰より身近にいる人間は自分で、
無意識レベルで何万回も声をかけていると考えたら、そりゃそうだろう。

けれど注意点がある。
"私はあかるい。誰とでも仲良くできる!" と思っているつもりでも、
本当に心の中で鳴っているセルフトークは
"実際はそうじゃないから、そうなりたい..! 私は暗いから".. 
だったりもする。
こういうネガティブなものは、ネガティブセルフトークという。

無いから欲しい、 のと純粋に願っている、の違い
・憧れのあの人のようになりたい(ぜんぜん私とはほど遠い、私は違う)
・年収〇〇くらいのお金持ちになりたい(現実味はなさそうだ)

こう願った時、意図したいのは前半部分なのに、
実際の心の声は ()の中の方になってしまう。

それで、
"叶わない"  
やっぱり "イメージをしてもダメだったんだ"  となってしまう。

こうなると、"イメージしても叶わない" というのが脳内にあふれることになる。そして実際に叶わなくなっていく、、もったいない。

その逆をしたい。
意図したいことと、脳内の声を一致させていき、
ネガティブなものではなく、未来を切り開いていく。創っていく。

さて話をLIVEに戻すと、

その時にもてているイメージに沿ったことが起きていったな、と感じる。

「ピアノに挑戦したくて」
ピアノで、かつ元からプロで活動している人よりも
挑戦する人と一緒に出たい、と思っていた時。
たまたま友人から「最近ピアノを弾きたいという思いが」という話が出た。

「渡りに船だ!」とばかりにその場でスカウトした 笑
それが一人目で加わってくれたメンバー、ミキさんだ。
友人としてはよく交流していたが、
ピアノを昔弾いていたこととかなどはあまり知らなかった。

偶然のような必然に背中を押され、準備を進めることになる。
実はその頃はまだ、LIVE一人でやるのか~と覚悟を決め切れていなかった面もあったので、まだ何も決まっていないその状態で参加を表明してくれたことに本当に感謝している。

「もう一人のピアニスト」
そして2人で進めるうちに、
初挑戦で全曲の伴奏はきついという話になり(そりゃそうだ)、
結局2曲を弾いてもらうことになった。

となると、もう1人ピアノが必要だ。
しかも、だんだんと浮かび上がってきたLIVEイメージでいうと、
「歌だけでなく語りもする場。その間をつないでくれるような..
結構アドリブに対応できる人」が必要になる。
身近にぱっとはあてが浮かばず、あらたにプロの方にお願いするしかないかな、と思っていた。

とんだ盲点があった。
思い浮かぶ友人。
作曲家の仕事をしている学生時代からの親友で、
ジャズLIVEを良く一緒に見に行ったりしているチカタニだ。

身近すぎて気づかなかった、
というより正確に言えば、社会に出てからは
"あまりに多忙すぎて会う事すら難しい人 "と思っていたこと
(それくらい彼は忙しかった)、
そして本業の領域で友人として頼むことは、
はじめましてのプロにお願いする以上に覚悟がいることだった。
それだけ本気じゃなければ、お願いしたくはなかった。

なんというか、人の良い彼なので引き受けてくれてしまうかもしれないが、
友人のお遊びにつきあわせる、ような形にしたくなかった。

結果からいうと、奇跡的にさまざまな都合がある中で
なんと参加してくれることになる。

「10年ぶりのヴォーカリスト」
そうしてまた曲を決めたり練習をしながら取り組んでいると、
「オリジナルが大勢で歌っている歌は、やっぱり1人で歌うのはさみしい感じがする、もう少し緩急や違うカラーを入れたい」と思うようになった。

ただ、その2曲は英語のミュージカルの歌で、
英語で綺麗に歌いたかった。
それも、英語で歌が歌えたら誰でもいいのではなく、
自分とデュエットをするイメージが湧いて、
そして何より、その曲のテーマにあっている人が良かった。

なんて言いながら、その時はもう当日まで1か月を切っている段階。

そんな都合よく、ぴったりな人が急に現れるなんてあるのか、、と
さすがに思っていた。

と、ふとSNSをみると、目にとまる投稿。
とっても素敵な歌声をアップしている友人がいた。
10年前、留学していた時に交流のあったChristineだった。

「ぴったりな人がいた!」
そう思いながら、久しぶりの連絡におそるおそる連絡してみた。
この10年でやりとりは1,2回あるかないか、くらいだったと思う。

これもまた結果から言えば、どんな状況かなどを電話で話した上で、
こころよくも参加してくれることになった。


「偶然と必然、この仲間とこそ」

ここでは、イメージができたことが本当に実現していった、
という紹介のためにかなり端折ってしまったが、
その背景にはそれぞれの友人とのストーリーがある。
(できれば別途、より詳しく紹介したい)

この仲間とこそ実現できた場だ。

今ふりかえっても、ますますその思いが強まる。
人生の物語がそれぞれにある中で、
この場を通して交われたことに心から感謝しかない。

そして、それを実現できたのは、私自身が実現したいイメージを
浮き彫りにしてつよく持っていったからだ。

最後にこの流れを壊すような手前味噌なことを言うけれど 笑

でも、実際そうだ。

以前、社会情勢をみて中止したライブがある。そのタイミングでは、
色々な意味で今回の仲間には声をかけられなかったと思う。
こんな場をつくりたい、そのために力が必要なんだ、
そのイメージや思いのつよさが実現につながったと思う。

じゃあ、その実現したい場、世界観はどんなものなのか?
ただLIVEをしたいわけじゃない、ずっとそう思っていた私。
おぼろげなイメージでは人に伝わらない、自分でも明確にならない。

次回、
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~ ⑫世界観・コンセプトとの格闘」
どうぞお楽しみに。
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初回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~①はじまり 」

前回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~⑩見つづけていたイメージと、具現化 」

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