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稼ぐは幻想|パチンコは大人のお遊戯です|予算と心理で楽しむ悟り

真面目なテーマが続きましたので、気分転換にアミューズメント分野の柔らかい内容を感じるままに書いてみました。
世間の日曜日ムードに誘われて、心も体もリラックスモードです。

国内のパチンコ人口が900万人とも1,000万人とも提される規模ですので、ひょっとしたら、多くの方が一度や二度の経験があり、結構通うよ!という方も中にはいらっしゃるかも知れません。

私と家内の夫婦二人も、結構通う部類に入る方だと思います。
(とは言っても、多くて週一、大抵は月一程度です。)

<補足説明>
家内は残念なことに難病の影響で脚が完全自由ではありません。
本当は学生時代のテニス(国体レベル)やママさんバレーの経験と機動性を活かした趣味に走りたいのですが、
車椅子に頼る部分が多くなってしまった現在、流石に叶う世界ではありません。
ちなみに私は、野球、サッカー、ラグビー、空手の経験者で結構スポーツマン(退化は自覚)ですから、本来の家内の元気に受けて立つことは用意なのですが・・・
かと言って、24時間まるまる家に閉じ籠りでは、当然ストレス過多で鬱状態に陥ってしまいます。
(事実、鬱対策の薬も服用しています。)
そこで見い出せたのが、天候に関係なく外出でき、着席できて、体力は必要とせず、夫婦二人で楽しめて共通の話題のネタとなるものは何かと辿り、パチンコに行き着いたのです。
もっと知的に、美術館や図書館にでも出向くムードがあっても良いとは思いますが、短時間で叶う刺激と興奮によるストレス発散を求めた結果です。
(あの大当たり時のレインボーカラーと強烈なバイブには確かに癒されます。)


【パチンコはあくまでもお遊戯です】

断言できますが、決して夫婦二人はパチンコ依存症ではありません。
パチンコとは何たるかを理解し、最大限にその空間と時間と心理を楽しませてもらっています。
世間が言うギャンブルとしてではなく、知的(心理)お遊戯として利用しているのです。

そもそも、パチンコはギャンブルではありません。
完全確率(与えられた大当たり確率)で、入賞口に玉が入った時点で、いわゆる電子頭脳が当たり/外れをランダム抽出して大当たりを決めています。

例えば、甘デジ99ver.と称される台(機種)で言えば、1/99の確率、すなわり99回の入賞(変動)の内の1回は当たると思いがちですが、2回目の入賞で1/98、3回目の入賞で1/97と確率の母数が小さくなるのではなく、いつ回しても、何度回しても、常に母数は99で、1/99の確率が適用されているのです。
99回の変動で必ず当たりを引けるのなら、甘デジ99ver.で500回も600回も嵌る(当たりがない)現象は発生しないはずです。

最近では游タイムと言ういわゆる天井機能が搭載された機種が多くなっていますが、これも落とし穴に要注意です。
例えば、甘デジ99ver.での游タイムは上限として280~300回転が設定されてはいますが、游タイムによって大当たり確率が上がる時短に突入はするが、一度も当たらず(出玉なく)スルー(終了)してしまうケースも多々あったり、せっかく待望の初当たりを引けても単発(1回だけの大当たり)に終わり、数百発の出玉しか手元に残らないことが大半です。

仮に大連荘と呼ばれる幸運に恵まれても、游タイム(天井)の境界までを一から深追いしてしまっては、費やした投資額を回収することすら難しいでしょう。

パチンコは、投資に見返りを期待できるギャンブルではないのです。
客の立場で常勝を狙える法則は存在し得ないのです。
貸し玉機に現金を投じ、貸し玉ボタンを押した時点でマイナス、平たく言えば、お客さんに先ずは負けが確定しているのです。

このような現実を冷静かつ穏やかに理解しさえすれば、「パチンコで稼ぐ」という言葉は頭の中の索引から消え去ってしまいます。
(大切な時間とお金を賭けて稼げる世界ではないのです。)


【本来、負けて当然の世界で勝ち負けに拘ることが滑稽です。】

勝った負けたと感情を露わにするのは、パチンコ店のVIP客を意味します。
(換言すれば、いいカモです。)
(感受性に鋭く、感情豊かなお客さんがパチンコ店の経営を支えているのです。)
①勝ったから再訪する、継続する、常連となる(次は一旦負けます)。
②負けたから悔しくて、リベンジ求めて再訪する、継続する、常連となる(その内に一度は勝ちます)。

勝ち負けの視点で言えば、パチンコ店が必ず勝ってお客さんが必ず負ける仕組みです。
お客さんの来店と貸玉機に投入される現金で成り立つ商売なのですから当然です。
お客さんが簡単に勝てるようなら、あっと言う間にホールは消え去ってしまいます。

何故、燦然と輝くネオンを掲げ、美男・美女多くの店員を養えるのか?
新台入れ替えに1台50~60万円もする代物を何台も、時には何十台も導入できるのか?
売上と確実な利益が必要なパチンコ経営者や店長の立場を頭に思い浮かべれば、自然と答えが出てきます。


【元パチンコ店長の生々しい声を参考に】

Gorshin Freelance TV(ごーしんフリーランス TV)のYouTube動画がお気に入りで良く拝聴させて頂きます。
斬新で独自的なのは、ごーしんさんが元パチンコ店長の立場から業界の暴露話し(許容範囲ギリギリ?)を持ち出していることです。
パチンコでの勝ち負けと稼ぎに目くじらを立てていらっしゃる方は、是非一度ご覧になってみてください。
勝てると言う妄想が幻想でしかない事実を知ることができると思います。


【演出(煽り)との心理戦に勝つ】

最近の機種の演出が、趣向と技巧がたっぷりでなかなか楽しいのです。
映像も(3Dあり)、音響も(ステレオ・ウーハーの大迫力)、ギミックも(ガシャガシャ動く稼働物)、体感も(強烈なバイブ)、お客さんを飽きさせない工夫で一杯です。
(長時間見とれて座れば座るだけ、パチンコ店の売上に貢献することとなります。)
良く考え抜かれ、上手くできているな~と感心してしまいす。

決めた予算(娯楽費として割り切れる額)の中で、様々な心理を突く煽りを楽しんでいます。
大当たり期待度の高い各種演出の組み合わせと結果、深追いさせるための煽り、ゲーム展開など把握仕切れないほど巧みで多様です。
だからこそ、心理状態を安定に保ち、学んだコーピング(クールダウンや気持ちの切り替え)を発揮できる機会となるのです。


【基準を決め、目の前の現実を正しく受け入れることが大事】

最初の500円で概ね、その台で打つべきか去るべきかが分かります(入賞率が基準になります)。
次の500円で当たりが近いのか遠いのかが分かります(保留変化の頻度が主たる目安になります)。
(当たる時は、この範囲内で当たります。)
1円パチンコ99ver.クラスなら、この1,000円内が楽しめる範囲となります。
その後は、娯楽費としての予算次第ですが、せいぜい2,000円までが妥当なところではないでしょうか?
(百歩譲って、遊ばせてもらったお代として納得できる範囲となります。)
これ以上の額で追い掛けることになれば、煽り(心理)に負けたことを意味し、結果として多額の収支マイナスが確定します。

・保留変化を伴わない初当たり(単発終了)は、その後の直近で大連荘に至ることはありません。
・低額投資で大連荘に至る台(出玉を許された台)では、初動から全ての挙動が活発です。
・そして、最初の熱め(激熱を含む)の変動で必然の如く初当たりに至ります。


【最も大切なこと】

パチンコが稼ぎ場所と勘違いして、過度な期待(勝ち負けを意識)を持ち込むと、煽り(心理戦)に負けて、気分を害することになり兼ねません。
パチンコはあくまでもお遊戯の場所であって、適正予算と時間の中で演出(煽りと心理戦)を楽しむ範囲に留めることをおすすめします。
パチンコが終わった後に、楽しく、気持ち良く帰路につけることが最も大切なことです。
収支で勝負しようと考えてはいけません。心理戦で勝負とするべきです。
そうすることで、最低限の費用(予算内)で終われ、またタイミングが合えば10回通って1回程度の割合で収支がプラスとなることもあるでしょう。
勝ったようで、実は既に負けているのがパチンコの世界です。
パチンコに行く限りは、せめて心理戦に勝ちたいと感じる今日この頃です。


追伸
適応障害による休職により時間的な余裕を頂けたお陰で、随分と自身の本質を深堀りし向き合うことができました。
パチンコ店に足を運んだ際に、これまでとは違う価値観や心理状態を明確に感じることができました。
こうやって文字にできたことも、心の変化の表れだと思います。

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※今日の悩みどころ(表現として判断に迷った事をメモし始めました)
・パチンコ店からの視点、お客さんの視点の切り分け。

※参考・引用
<イメージ写真>
しばいぬだいすきさんによるものです。
https://www.photo-ac.com


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