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誰しも「欠けているところ」に目が行くらしい【子育てエッセイ】
先日のアドラー心理学の講座で、はっとしたことがある。
ちょっとこの画像をあらためて見てもらいたい。
![](https://assets.st-note.com/img/1719002884051-lMhUQgFHip.png?width=800)
1と2。
どちらに目が行く?
2の欠けているところに目が行く人が多いと思う。
私もそう。2の欠けている部分が気になって仕方ない。
これは、人に対しても同じことが言えるそうで、人間誰しも「欠けている」ところの方に注目してしまうらしい。
子育てに関しても、夫婦関係においても、同じことが言えるのではないか。
私も子どもの「まだできないこと」や「ルール上だめなことをしているとき」に注目してしまうことが多い。知り合いのママと話すとき、担任の先生と話すときも、「今○○ができなくて…」とか「いつも○○しちゃうんだけど、どうしてる?」とか欠けている部分に注目した話をしていることが多い。
先日のアドラー心理学の講座でのお話にはこんなこともあった。
人間はフォーカスされた部分の行動が多くなる傾向にあります。
「だめ」なところに注目されたら「だめ」な行動は増えますし、反対に「よい」ところに注目されたら「よい」行動は増えていきます。
思い当たる節がありすぎる…!
子どもたちに「だめだよ」と伝えると、「だめ」と伝えたことを何度もやりたがる。
例として、妖怪:皿投げ小僧(第二子)の話をしよう。
彼は自分の意思主張に食事中、皿投げをする。何度私が「だめ」「やめて」と言っても、彼はやり続けるし、何なら回数は右肩上がりだ。
「だめ」と伝えて、その行動にフォーカしているから、「だめ」な行動が増えていく。
今回のアドラー心理学で、「欠けている部分に目が行きやすい」という人間の特徴を知った。
そのおかげで、私はこの先「また、だめって子どもに言ってしまった…。」と悩むことはないだろう。
だって、そういう特徴が人間にあるから。
でも、知識として得たことで、これからは「あ、今だめなところばかりにフォーカスしているな」「意識的によいところにフォーカスしていこう」と思うことができる。
誰しも「欠けている部分」に目が行ってしまうんだ。
今度、子連れで電車に乗って、おじさんに「うるせえなぁ」と言われても、この人は今「欠けている部分」に目が行ってしまっているだけなんだと思える気がする。
そうすることで自分の気持ちが必要以上に落ち込むこともなくなりそうだ。
「よい」ところにフォーカスできたら、それは人間の特徴からするとちょっぴり難しいこと。私、めっちゃすごい~~~!と褒めちゃおう。
(ここまで書いたらぴったり1000文字で気持ちがいい!)
明日もいい1日になりますように!
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