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妖怪:皿投げ小僧に白旗を【子育てエッセイ】

我が家の第二子は非常に我が強い。

誰に似たのかそれはもう大きなおめめで、色白で。老若男女問わず会う人全員に「かわいい!」「女の子だね!」と言われる。ちなみに第二子は男の子だ。



そんな見た目の麗しい我が家の第二子さまだけど、非常に我が強い。圧が強い。体の弱さと不釣り合いなほど。

横になっている親に愛情表現とばかりになめまわすし、大好きなくまのぬいぐるみにがぶがぶ噛んでるし、私が抱っこすると高確率で首筋を噛む。自分の意思と反することがあれば、どこでも寝転がって睨む(屋外でも!)。第一子と親の間に割り込むこともお得意で、第一子が持っているものを取って逃げて第一子を泣かせてしまうくらい強い。
「ママ」より先に言えるようになった言葉は「たったい(ください)」だ。

第一子ちびちーちゃんが大人しめの女子だったこともあり、第二子の我の強さと横暴っぷりには手を焼いている。特にしんどいな~と思うことが、



食事中に皿を投げること

だ。


第二子は小麦アレルギーで卵アレルギーだから、家族と食事内容が別のことも多々ある。
小麦に関しては強いアレルギー反応もあり下手したら命の危険もあるから、家族全員小麦製品は控えている。けど、卵は親は食べたりもするので。

そんなわけで、食事中は第二子がアレルギー児という背景から、あまり手を出してあれやこれやとサポートしない。
万が一、親の手に付着したアレルゲンが体内に入ると大変だし、保育園でもアレルギー食のときは個別対応でひとりで食べることになっているし。


で。

それが、不満なのか、食事の内容が気に入らないのか、もっと食べたいのかわからないけど、毎日のように食べ終わった皿を投げられている。いや、食べ終わってなくても投げられる。



私としては、料理は苦手分野。そんな中で、大人の料理を用意しながら2歳のちびちーちゃん用の味薄めの料理も用意して、第二子のアレルギー対応食も用意している。毎日少なくても2食分は作っている。
そんなの母なんだから当たり前でこうしてnoteに書くことでもないかもしれないけどさ。

もうね、皿を投げられるのは結構傷つくんだわ。



いやね、生きているだけでありがたいとも思っているよ。
実際1度命の危険を感じるアレルギー発作を起こしているし。

でも、それと毎日皿を投げられるしんどさって別問題じゃない?



そんなことを思いながら、今日も投げられた皿を片付けている。

妖怪:皿投げ小僧と母のバトルは、いつも私が白旗をあげる形で幕を閉じる。



いつの日か思い出になると信じて。



PS:皿を投げられるたびに、毎回キレそうだったけど「出たな!妖怪:皿投げ小僧!!!」と宣戦布告するとちょっと気持ちが楽になるの不思議。まあ、毎回母の負けなんですけど(笑)



明日もいい1日になりますように!


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