花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事の魅力に迫る
このnoteは花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事について綴った記事です。実績などの活動記録も残していきますので、随時記事が増えていくという特徴があります。
また、花と緑の社会実験室「soe!」というコミュニティで一定期間活動をしたら、その先に認定させていただくことを構想しています。ボタニカルディレクターという働き方が選択肢の1つとして定着する社会を目指します。
無料部分はどなたでもご覧いただけますので、興味が湧いた方は一度こちらを覗いてみてください。「soe!」の詳細についてまとめてあります。
まずこの記事を読んでいただくにあたって、私の自己紹介もさせていただきたいので、以下ご覧ください。
簡単に言えばボタニカルディレクターというのは「花業界の企画営業マーケ界隈の人」です。それをわかりやすく「花と緑の企画屋さん」と呼んでいます。
いわゆる花屋さんはそうではない人が大半で、技術職・クリエイター気質・職人気質の方がとっても多いんです。
Web業界で「技術系のWeb屋さん」と「営業系のWeb屋さん」がいるそうですが、技術系の方はプログラミングとか最新技術とかそういったことにとっても興味関心があるけど、営業系の方はそこにあまり関心がなく、お客様の課題をWebを活用してどうやって解決できるかに関心がある。そもそもプログラミングとかできないし。
ということをWeb業界の方に教わり「全く同じ!」って思いました。
なのでボタニカルディレクターというお仕事も「花」「緑」というアイテムを活用してどうやったらお客様や社会の課題解決ができるか?ということを考え企画し提案する人です。なので、花束アレンジを製作する技術・空間装飾の技術は必要ありません(あったらあったで素晴らしい)
これが役割です。
ただの仲介屋さん、というわけではありません。
実際に花と緑を活用して何か課題解決をしようとしたら、やはりそのプロであるフローリストや生産者さんの力は必要不可欠です。その方々のお力をお借りしながら、どうやって橋渡し(企画)できるかが立ち位置になります。
野球の経験から感じたこと
僕は小学校から10年間硬式野球をやっていました。その後はお遊び程度に。
野球は9つのポジションがあって、それぞれの役割を果たします。
当然のことながらポジションごと特徴が異なり、それぞれに求められるスキルや適性が変わってくるわけですね。だから結果を出し続けるためには常にスキルの向上や自己研鑽が必要になってきますが、そんなスペシャリストが一つのチームとして結集して発揮する力は凄まじいものがありますね。決して個人では到達できない領域です。また長所進展の考え方に基づいて、最適なポジションにつくことで、個々の力が最大限発揮されます。
(例えば、めっちゃ足が速いのに座っていることが多いキャッチャーやってたらもったいないですよね?)
違う言い方をすれば「分業」です。会社でいえば部署です。キンコン西野さんも業界の常識をぶっ壊し、絵本を分業制にしてクオリティの高い作品作りをしていますが、その考え方に非常に近いものがあります。
「花の業界の仕事だって、そうやって分解できんじゃね?」
「その方がみんな嬉しくね?」
「俺、この業界で生き残っていくのにこれから花束とか作れるようになったって絶対追いつかなくね?俺、そこじゃなくね?」
その疑問が起点となっています。
ボタニカルディレクターとして活動してきた実績
とはいえ、僕が活動を始めたときは冷笑される毎日でした。
「は?そんなの仕事になるの?」
「今ないってことは必要ないってことなんじゃないの?」
「ふぅ〜ん。ま、頑張って(興味なし)」
この連続。
自信を持てない日もしばらく続きました。何度も何度も自問自答を繰り返しましたが、それでも自信を持てない日もありました。
「違うことやろうかな」これが頭をよぎったことも何度もあるし、確かに即収益が出て生活していけるようになったわけでもないので、深夜バイトをしていた時期もありました。なので、周りからそのような反応を示されても仕方なかったのかもしれません。
人は「知らないものを否定する」傾向にあります。
まさにそうだったんでしょう。
でも、応援してくれる人もいて信じて続けてきた結果、既述した実績を積み重ねることができました。それによって自信がついたのと同時に「ボタニカルディレクターの必要性」についても確信を持つようになっていったんです。運営しているオンラインコミュニティのメンバーの花屋さんからも「青木さんのような人、この業界に絶対必要!」って多くの方に言ってもらえるようになってその気になりました笑
ボタニカルディレクターとしての今後の展望
詳細はここではお伝えできませんが、以下のように考えています。
こちらは吉本興業の事業一覧です。(吉本興業HPより)
「笑」を中心として様々な事業を展開しているわけですが、つまりそれは「笑」の届け方を様々網羅しているということであり、「笑」が貢献できる領域に対してビジネスを展開しているということです。
これと全く同じです。
「モザイク入れるんかい!」というツッコミがあろうかと思いますが、メジャーリーガー大谷君も活用していて一躍有名になったマンダラチャートに、僕の経験やアイデアを落とし込んでいます。そしてそれをブラッシュアップしています。
全て僕が経験の中から培ってようやく絞り出したアイデアでもあり、過去の経験と今のインプットが掛け合わさって出てきたアイデアでもあるので、簡単にはお見せできませんw
ただ、これらのアイデアは自分一人で決して形にできるものではありません。だからこそそのサービス開発や商品開発をコミュニティメンバーさんと一緒にしていきたいし、その過程が全て見れるというのは参加していただくコミュニティの1つの大きな価値になるんじゃないかなと思います。そこで得たノウハウや知識等は全てご自身の本業で生かしていただいてもちろんOKだし、そもそもサービス開発や商品開発を本業と結びつけていただきたい。そしてもちろん、そこで発生した収益はメンバーさんでシェアする。その世界を目指しています。
いずれはボタニカルディレクター仲間が増え、その仲間同士でお互いのブロジェクトを応援し合う流れができたら、よりプロジェクトの成功確率が高まるんだろうなーと感じています。
「花」「緑」を基軸としてできることってまだまだたっくさんあります!
その未開の地を開拓していくのがボタニカルディレクターであり、その実験を積んでいるのが花と緑の社会実験室「soe!」です。
で、ここから先は「ボタニカルディレクターの仕事もっと詳しく知りたい!」「花と緑の社会実験室soe!に興味ある」という方のための記事になります。僕が12年間花業界で培ってきた経験をベースに、ボタニカルディレクターのお仕事や花と緑の社会実験室soe!の可能性について書かせていただきます。
「関心が持てん!」という方は時間がもったいないので、どうぞ別のことをしてくださいw
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