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276th_怪我したときに走るべきか? / 自分のことは、自分で取捨選択

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  このブログは、
  「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
  ジャーニランという200~500kmを走る
  というクレイジーなレースにおいて、
  その最高峰を目指すとある男の実録である。

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■ 僕がサポートしている方のひとりが、「膝を痛めたので、今日のトレーニングはお休みさせてください」という主旨のご連絡を受けました。
文章のニュアンスからすると、軽傷で済みそうな感じなので大ごとにならなくてなによりです。


■ 怪我したときの対処方法はさまざまですよね。
「 怪我をしたときに走るべきかどうか 」は、怪我の程度や種類によっての一般的な対処法はあります。冷やしたり、安静にしたり、固定したり、とさまざまです。

が、どの治療法を取るかの"最終的な判断をくだすのはご自身"です。
医者やコーチも、治療や回復のためのプランを提案してくれはしますが、あくまでもアドバイス・助言であって、それを受け入れるかどうかは個人の判断です。

■ そもそも、医者やコーチは痛みを感じる本人ではないため、あくまでも痛みを訴える本人の表現能力によって、医者やコーチが提案することも変わってきます。
痛みの感覚は個人差があり、「痛い」「ズキズキする」「刺すような痛みがある」「圧迫される感じがする」など 声に出しての表現方法や、痛みを感じると、顔の表情や声の変化、筋肉が緊張するなどもあります。また、痛みではなくとも、顔色が良くないとか、パフォーマンスがいつもよりも落ちているなど、相手の状況を見て助言することはあります。
が、いずれにしても医者やコーチにできることは、あくまでも" アドバイス・助言 "であって、最終的な判断をくだすのはご自身なのです。

そもそも、医者やコーチはその相談者の意図を汲んで「 こういうことすればいいですよ 」を提案することしかできません。
「 薬出してよ! 」と相談者が言うのであれば、ロキソニンなどの痛み止めを出すかもしれません。「 医者にロキソニンを出されたから、それを処方している 」ではなく、「 薬出して治療したい 」と言った(もしくは、そういうふうに話を持っていった)のは、相談者ご本人なのです。
相談者の意図が伝わっていないなら、医者と相談者のどちらかにコミュニケーションに難があるのでしょう。僕自身、話を聞いてくれない医者は信用できません。もちろん、自分の伝え方に問題があることもありますが、良い医者は、相手の意図をちゃんと汲み取れる能力があると考えます。


■ 僕自身の痛みへの対処法はシンプルで、走らなくても痛いのであれば走らない。安静にしておきます(と言っても、そんな状態になったことが久しくないので、その状況を思い出しにくいですが、、、)
走ることで病院に行ったことがありません(事故を除く)

いわゆる筋肉痛が起きることはあります。筋肉痛が起きる場面は明らかで、トレイルランや坂練をしたときなど、「 普段やらないこと 」をしたときにおきます。だから、「 その痛みが筋肉痛か、そうではないか 」の判断は、直近の運動活動を見て判断すればいいのです。
よく聞く 膝の痛み も筋肉痛と似たようなところがあって、初心者にはよくある事象です。簡単にいうと 「 膝周りの筋肉がない(もしくは使ってない)から、走り出したばかりの初心者は膝に痛みを感じる 」のです。

■ そして、そもそもロンとして、" 膝周りの筋肉を極力使わない走り方"があります。「 膝周りの筋肉を使わない走り方をしているのだから、痛みが起きない。」そういったシンプルなお話です。それをお伝えしているのが、下記のラニングフォームの講座だったりもします。それはさておき。


■ 痛みを抱えていようが、なんであろうが、走るも、走らないも個人の選択・自由です。痛みを抱えながらも走り続けて人工股関節になった方もいらっしゃいます。( それでもまだ超ロング走を走っている!! )
ので、走るのは、「 自己責任 」と言う言葉がぴったりのスポーツです。

痛みといかに向き合い、捉えるか。
ご自身のランニングライフを考えるきっかけになれば幸いです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!


ランニングフォームを学びたい方はこちら↓

【目からウロコが止まらない!】怪我なく走り続けるためのフォーム講座


ランニングフォーム、およびパーソナルトレーニングついて
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