307th_帰れる保証のない道（ゼロフジゼロ、スタートまで13時間51分）
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このブログは、
「生涯、荒唐無稽！」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走る
というクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ これは" 緊張 "なんだろうか？
やることをやり切ってしまったら、なんとも言えない感情になりました。
ただ一刻と、" その時 "を待つばかりです。
今日のNOTEはやったこと、思ったことを徒然と書いています。
自分至上最大距離を走る大会の直前だからこそ、感じたこと、思ったこと、やったことがあると思うので、ほとんど加筆修正を行わずに掲載しています。
■ 2024年7月20日午後2時52分、
PCの前に座りながら、なすべきことを整理しています。
今朝、最後の最後でいろいろと抜けていることに気づきました。汗
手袋を持っていなかったことに気づいて買いに行き、ジムでの諸手続き、宣誓書の署名、手持ちの現金など、細かいですが抜けていました。
どれも大したことではないですが、" 心残りを残さないこと "に注力していました。
■ この数日、ジムの仕事やビジネス朝食会、PDCAの朝会、パワポの講習会など、いろいろな場所で励ましの言葉をかけられました。
みなさん、だいたいの二言目には、「無理をせず」や「ご無事を！」と言った言葉をいただきます。非常にありがたいことです。し、そう言った言葉が励みになることも強く認識しています。
ただ、そう言った言葉とは裏腹に、
限界を超えた先にしか、" 自分が望むものがないこと "も認識しています。
今回のゼロフジゼロ往復は、大会としては過去最長の距離になります。
しかも富士山をかますので、過去の大会と比較にならないことは明白です。
挑戦 と一言で片付けて仕舞えば、それまでですが、正直、どうなるかなどわかりません。先のコメントも含め、無事に帰ってくるという保証はできません。し、約束もできません。
■ 他者が心配するのは避けようがない気がしますが、「 自分がやったことで、人には迷惑をかけないようにすることはできる 」と思うので、
いざという時、万が一のときのために、行動指南書を書き上げました。
（机の上に置いておきます）
家族のことやお金のこと、仕事のことなど、諸々、そこに書いてあることを誰かが実行してくれればうまく行くと思います。
やってみてわかりました。
「遺書ってこういうことか」と。
■ 話は変わって、
先週の土日で、ゼロフジゼロのルートを時計に落とし込んでいました。
落とし込むと言っても、全部手作りでルートを作成します。
たいがいのルートは、アプリが道をトレースしてくれますが、
全長634kmにもなると、長すぎてめっちゃ時間がかかります汗
これを作成するのにも3〜4時間かかりました汗
できたルート図を眺めてみると、やはり富士山だけが異彩を放っていますね笑 さすが日本のトップとだけあって、その他の行程を群を抜いているようです。いちいち行程のハードさは挙げませんが、あまりにもPCを前にしている現実と掛け離れているので、笑いしか出てきません。
(いや、笑い事、他人事ではなく、自分が数日後には走るコースなんやで？)
■ 2024年7月19日、
途中で拾い上げる荷物をクロネコヤマトで送りました。
この荷物を送ってしまうと、後戻りできないところまで進んでしまうので、２km先のクロネコヤマトの営業所までの足取りがとても重かったです汗
一つの荷物を送る、送らないの判断が生死を分けることもありうるので、一つ一つ吟味して選別しました。出来上がった荷物は、サッカーボールぐらいの大きさになってしまったので、これを担ぐことを考えると、ゾッとしましたが、これぐらいの覚悟がゼロフジゼロには必要だろうな、と。
ちなみに向こう10日間ぐらいは天気予報は晴れ一択の様子汗、ですが、実際のところ、どうなることか、、、、
■ 思いつく限りの準備をひととおり済ませると、やりたいことを書き出してみました。10分くらいで書き出しましたが、まだ30個ぐらいは出てきました。
たぶん、もっとたくさんある気がします。ので、このやりたいことリストをするためにもまたここに帰ってこようと思います。
それと同時に、「いや、どうでもいいよな」という思いも出てきました。
Voicyで聴いている日経平均株価も、YouTubeで流れる投資の話も、
「 今ここを生きる人間 」にとって、必要のない話のように感じます。
先々のためにしておいたほうがいいこと、も、明日がどうなるかわからない、非日常の世界に飛び込む身 としては、1ヶ月後も、1年後も、5年、10年、30年後の話もどうでもいいように感じます。
なぜって、1週間後の自分がどこでどうしているかもわからないのだから。
そんなことよりも、「今」です。「目の前にあること」です。
大きな意味では「マインドフルネス」というやつだと思います。
アメリカ大統領選も、NISAも、芸術も、スーパーの安売りも、
明日からの10日間を走るためには、関係ないことです。
よしんば、何かの関係があるとしても、「だから何？その情報を持ってして、お前に何ができるの？」ということです。そう思った時に、そう言った情報が一切がBGM、ゼミの鳴き声になりました。
■ と、今日のこの瞬間まで、色々やりましたが、
あとは、「 電車に乗るだけ 」
そこからは、半オートマチックでスタート地点まで到着することになります。そこから、田子の浦まで行って、またここ(糸魚川)まで帰ってくるだけ。そして、またこのPCの前にして、タイピングをするところまで。
それまでにどれだけの時間がかかるのだろうか？
どれだけの歩数を要するのだろうか？
どれだけ気持ちの起伏が生じ、どれだけ限界を感じるのだろうか？
またここに帰ってきて、タイピングできることを祈っているけれど、そうじゃない可能性もある、から、ここ数日は、準備と最悪のケースを想定して動いていました。
何かあったら、その紙を見てください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました！
次回の更新がいつになるかはわかりません。し、約束もできません。
1ヶ月以上も放置されるようでしたら、しかるべき通達を。
お手数ですがm(_ _)m
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