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「現代の若者」VS「昔の若者」を考察する。


同じ部署に1年半くらい病んでいる子がいる。

辞めると言っては周りから引き留められるの繰り返し。

正直、大きい会社ならよくある光景なのかもしれない。


「自殺しようと思った」

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最近、ついにそんな事を言い出したらしい。

なぜこのような事になってしまったのか。

幅広い世代がいる「一般企業」を軸に考察してみたい。


「現代の若者」と「昔の若者」の違いを考察する


ここで言う「昔の若者」とは

引き留め役になるような、50代以上と仮定して考えたい。

自分は「現代の若者」なので、あくまで考察に過ぎないが

昔の若者を一言で表すと

「苦労した世代」なのかもしれない。

死ぬほど仕事をして、時にはパワハラを受けたり

がむしゃらに努力をして、やっと手に入れるお金。

そして、そのお金で欲しい物を手に入れる。

対して現代の若者だが

基本的には守られた労働環境の中

会社に行っていれば貰えるお金

欲しい物はいつでも便利に

しかも安価で手に入る。

昔とは対照的なのかもしれない。

そんな現代の若者に対して

上司からの「もう少し頑張ってみよう」

そんな言葉は心に響かないだろう。


「現代の若者」が求める事を考察する


「インスタ映え」が表すように

現代の若者は「承認欲求」の塊なのかもしれない。

昔の若者に、承認欲求は無かった

なんて事は考えられないが

実際、これを理解していない年配の世代は多い。

自分と違う環境で育ってきた若者を

奮起させようと「エサ」を与えても

それは賞味期限切れであるからだ。


年長者が偉い社会を考察する


日本には敬語がある。

「年下は年上を敬うものである」

良くも悪くも、それが日本の常識かもしれない。

しかし「指導」と「理不尽」を履き違えた者が上司だった時。

もちろん、部下は上司に意見を言って問題は無い。

ただし、分があるのはどちらかを考えて欲しい。

もしかしたら「年齢」や「立場」、「役職」は

公正な場を壊す危険性を持ち合わせているのかもしれない。


最後に伝えたい事


「現代の若者は…」と侮蔑される現状はあるかもしれない。

しかし、それと同時に

「あの上司は…」と現代の若者も思っているかもしれない。

では、良い組織とは何か。

それは様々な世代が「対立」でなく「共存」している組織ではないだろうか。







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