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じょさのん@語学屋さん
2024年1月5日 02:12
「この内容で進めさせていただきます」「準備に進ませていただきます」(「させていただきます」の是非については取りあえず割愛…)上の2つの文を、同僚が「We will proceed with this content.」「We will proceed with the preparations.」と英訳しているのを見て、とても違和感を覚えました。「で進める」と「に進む」が、同じ
2023年10月29日 04:33
学校英語は好きだったし得意ではあったのですが、それでも文法は難しいと感じることが多かったです。特に謎なのは「仮定法」でした。実は僕たちが知っている「現在形」や「過去形」などは、「直説法」という「法」の中の世界だったのですが、「直説法」という名前を教わらずに、いきなり「仮定法」という言葉を学ぶ。それなのに、実際は「(直説法の)過去形や過去完了形を使います」と言われて、何が何だかよく分か
2023年10月28日 16:50
英語は覚える形は少ないですが、実は形が同じだけで全くの別物、というものがとても多く、英文法の学習では、それらを見分ける訓練に多くの時間が割かれます。いわゆる「構文解析」っていうやつです。今回の「動名詞」と「現在分詞」も、そんな「似て非なる物」の1つ。「play」の動名詞は「playing」。「play」の現在分詞も「playing」。全く同じ形。同じ単語なのでは?とさえ思えて
2023年10月23日 00:09
こんにちは。前回の記事の続きです。僕が中学生の時に英語を学んだ際に、一般動詞でつまずいたという話をしました。特に困難なく一般動詞を使いこなせる方からするとあまり共感できない悩みかもしれません。一般動詞の肯定文から否定文や疑問文への変換が難しいのは、本来あるべき1ステップが抜けているからなんです。You speak German. ↓You do speak German.
2023年10月22日 18:38
突然ですが、皆さんに質問です。You speak German. You do not speak German. この2つの「speak」は、形が全く同じですが、文法的には異なります。では、「動詞の活用形」に当たるのは、どちらでしょうか?英語の初手でつまずく意外に思われるかもしれませんが、僕は中学校で英語を学び始めた際に、一般動詞の否定文と疑問文で最初につまずきました。
2023年10月20日 05:42
現在完了形を理解する第一歩。それは、「現在完了形」という名前を取りあえず忘れることです。こんな用語、混乱を招くだけで大迷惑です。僕は好きですが。英文法の授業で現在完了形を学ぶとき、「継続」「経験」「完了」の3つの使い方を主に学ぶのではないかと思います(僕の記憶では)。このうち、「完了形」の名前を冠する「完了」の用法は、「過去形」との区別が少し難しいので、取りあえず最後に置いてお
2023年10月17日 04:28
こんにちは。再び、英文法にただ文句を言うだけの記事です。「間接目的語」。。。英語を学ばれた際に皆さん誰もが耳にしたことのある用語だと思います。「give」や「send」「buy」など、2つの目的語を取る動詞を習うときに、突如として現れた「間接目的語」。対になる概念は「直接目的語」。普段は「目的語」として知られる文法用語の本名です。間接目的語は、例えば下記のような文に現れます。
2023年10月14日 03:59
現在ドイツに在住し、多国籍の従業員から成る職場では専ら英語を使っているのですが、ここに来て改めて英語の難しさを実感しています。英語がもともと持っている難しさだけではなく、国際語であるがゆえの難しさです。職場は殆どが英語のノンネイティブ。皆、共通語として英語を話すのですが、皆さん、思い思いの英語を話すので、相互理解に苦労します。訛りはもちろんですが、文字で書かれていても、根本的に理解
2023年8月12日 01:48
それぞれの言語に分かりにくい文はありますが、仕事柄英語に触れる機会が多いため、英語を読んでいて「ん?どっちだ?」となることが多々あります。その多くは、コンマの有無(恐らく英文法的には不要だけれど、あった方が格段に読みやすい)や、性の不存在と言うものが原因ではないか、と思います。英語はフランス語やドイツ語に比べてかなり単純化された言語です。だからこそ、色々な解釈の可能性が出てきて、複雑な文
2021年10月14日 01:16
こんにちは!自分がなぜ英語のリスニングが苦手なのか、その理由を考えてきたのですが、「英語のリズムに乗れていない」のが原因だろうという結論に至りました。そして、リズムに乗れない元凶は、特に「曖昧母音」の認識にあると気づきました。曖昧母音とは、アともエともつかない、口の力を抜いたまま出す音で、発音記号ではアルファベットの「e」の形を逆にした「ə」という記号で表されます。この記号の名前が「