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じょさのん@語学屋さん
2024年4月30日 04:16
今回は明るくないテーマですが、ドイツで暮らす上では重要な話です。ドイツと言うと、ユダヤ人大虐殺の反省をしっかりとしている、過去の歴史認識における模範国で、2015年の欧州難民危機でも積極的に難民を受け入れた人権先進国、というようなイメージがあるかもしれません。が、こと、アジア人に対する差別意識はと言うと、「英仏と比べてそこまで酷くない」というのが私の今までの認識でしたが、残念ながら「どうも
2024年4月28日 05:46
だいぶ更新が遅くなってしまい、失礼いたしました…。今回は前回に引き続き、不定冠詞の格変化を見ていきたいと思います。さて、前回の男性形では、「が」の部分を除き、全て定冠詞と語尾の形が一致する、ということをお話してきました。そして、「が」の部分には語尾がつかない、ということもお話ししました。実はこの「語尾がつかない」点が、不定冠詞と定冠詞の格変化の決定的な違いなのです。それ以外は変化の仕
2024年4月11日 06:20
ドイツのフランクフルトに住みながら、韓ドラの視聴を再開したところ、目の前の画面に見慣れた風景が現れて驚きました。何ならこの前、あそこ、散歩してたぞ、っていう…。確かに韓ドラって欧州の名所がよく出てくるイメージはあります。ですが、よりによって、フランクフルト……?こんな、知名度だけは一級で、これと言った名所のない、フランクフルトが……?この画像の背景に見える鉄橋。これはドラマの中で
2024年4月11日 03:10
ドイツ語を勉強したての頃に、2人称の「あなた」にあたる表現に2つあることを習います。これはドイツ語に限らず、ヨーロッパの他の言語にも見られる現象です。2人称が「you」1つしか無くなってしまった英語を基準に考えると、不思議に見えるかもしれません(英語にも昔はこの違いがありました)。ドイツ語には、親しい間柄(親称)で使う「du」(複数形は「ihr」)と、改まった表現(敬称)の「Sie」(複
2024年4月10日 06:44
さて、前回までは定冠詞の格変化を見てきました。今回は不定冠詞の変化を見ていきたいと思います。前回までのペースで不定冠詞の格変化を見ていっても良いのですが、実は不定冠詞と定冠詞の変化は、語尾の変化に注目すると非常に似ているので、違う点に注目した方が効率が良さそうです。とは言え、まずは男性形から順番に見ていきましょう。さて、英語の「不定冠詞」は「a/an」で、どちらも単数形につけます。