卵寿司ってほとんど卵かけご飯だよなって話
どうもjon-YAKITORYです。
文章の書き方の型として、
「主張➡理由➡具体例➡反論➡主張」
の順番で書くとわかりやすいよって知ったので、最近はちょっと意識してたりします。
反論は抜かすことも多いです。
ということで、今日の主張は『卵寿司ってほとんど卵かけご飯だよな』ってことです。
最近真面目な話が続いたのでこういうくだらない入りもいいかなと思います。
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卵寿司、わかりますかね?
シャリの上に卵焼きが乗っていて、海苔を巻くことで一体化させている食物です。
美味しいですよね。寿司ツウは卵でその店の味が分かるみたいなことも言いますよね。
でも思うんですよね。海苔が巻いてあるからかろうじて寿司とみなされているだけで、
海苔がなかったらもはや卵かけご飯じゃん、と。
固形なので、厳密にいえば『卵置きご飯』ですよね。
卵の状態が違うだけで、生だったら完全に卵かけご飯です。
『カレー軍艦巻き』ってのもありますよね。あれってよく「ちっちゃいカレーライスじゃん!」みたいな突っ込みを受けますよね。
「ちっちゃいカレーライスじゃん!」っていうなら卵だって『ちっちゃい卵かけご飯』なわけです。
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そもそも、寿司も見ようによっては『手抜きおにぎり』ですよね。
具が出ちゃってるんですから。
おにぎりの具をいい感じに米の中心に持っていくのは手間がかかるわけで、上にポンと乗せているだけの寿司はおにぎりとしては手抜きな気がしてきます。
たぶんですけど、寿司が出た当初もそういう茶化され方をされたのではないでしょうか。
で、
「いや、具出てんじゃん!てか米も少なっ!」
「逆にこれがいいんだよ、わかってねーな」
みたいなことを言って悪ノリを繰り返した結果、伝統になったみたいな、
そういうこともあるかもしれません。
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ロックとかもそうですよね。
本来、歪んだギターの音はよろしくないとされていましたが、めっちゃ歪ませたらパワフルでテンション上がった、みたいな。
結果、「エレキギターと言えばちょっと歪んでる」という文化になっているし、「歪み」の美学やこだわりが生まれて、伝統になっている。
歌舞伎や落語もおんなじですよね。
宗教や政治的な儀式以外の大衆の伝統文化というのは斬新で評価されたムーブメントを継続していった先にあるのだと思います。
継続していくうちに、その文化に並々ならぬ愛情を持った人がこだわりを深くして、「物語性」を持たせだすことで伝統になる。
100年くらい継続されれば、きっとそのムーブメントは伝統的な重みをもつのだと思います。
ボカロも、100年くらい続けばいいですね。
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たぶん、卵寿司と同じくカレー軍艦もあと50年くらい経てば「カレー軍艦を食べればその店の腕が分かる」みたいなことを言われるようになるのかもしれませんね。
それどころか、回転すしで流れてくるプリンとかも伝統になるやもしれません。
継続の持つパワーはすごいのです。
何の話だ!
今日はこんなもん?
明日、1月22日(水)19時に新曲上げます。聞いてね↓
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