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ポジティブ「できる」鳥。


日曜日の朝、久しぶりに雨が上がり爽やかな風がとても気持ちよく感じられます。インターネットの方も、やっとつながるようになりました。

耳をすますと、さまざまな鳥がいろんな鳴き声で山を飛び回っています。
最近私が発見した鳥は、
「できる、できる、できる、できる、、、」と鳴くのです。

10回くらい鳴き続け、一呼吸おいてからまた鳴き出すのです。
誰かにその声を聞かせてあげようと思って、携帯片手に外に出て、
録音できるのを待っているのですが、その時に限って鳴き声はピタッと
止まります。

夫にも同じように「できる」と聞こえるみたいです。
「あの鳥は、ポジティブ鳥だ」
と言って、その鳥が鳴いてる間中じっと耳を澄ませて聴いています。

歳を重ねるごとに、自然に包まれた空気のきれいなところに住みたいのに
、それを維持していくことは健康な体と、将来の不安を感じない強い精神力が必要になってきます。

私の夫のように、2年前脳出血で倒れた時は、偶然循環器の病院が車で
20分以内の場所にあったから命が助かりましたが、今のような居住環境
だったらとても無理です。それに、車が運転出来なくなったら、今のような
小鳥のさえずりとともに目を覚まし、小川のせせらぎの音に耳を傾けること
など、とても考えられません。

私も夫も理想郷として今の家を選びました。夜になるとシーンと静まり返った音のない世界、外灯もほとんどない道路、コンビニなどはもちろんありま
せん。

私は人生を100として考え、それを4分の1ずつ区切って考えた時、今の
自分はあと2年で4分の3が終わります。その頃には命を落とす人もたくさんおられますが、私も夫もこのままでいけば残りの4分の1の領域までいけそうな気がします。人生の4分の1をどう生きるか、人間のレッスンは最終段階に突入した時が一番難しい気がします。

私は1日を一生として、楽しく、慎重に生きていきたいと思っています。




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