寿々

寿々(すず) 自営業、三児の母。

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寿々(すず) 自営業、三児の母。

最近の記事

へろへろ、へろへろだ。行事で先生や他の保護者と話す機会があり疲弊して帰宅。間をつなぐために普段さして気にもしていないことをとりあえず尋ねる癖(なのだろう、認めたくないけど)を、やめたい。真のコミュ障は話すのが苦手な人ではなくて、不要なことを我慢できず喋ってしまう人だとか。

    • 【梅酒レシピ】梅仕事の時期ですよ

      スーパーに和歌山県産の南高梅が並び始めた。 さあさあ、梅仕事を始めよう。 今回は我が家の梅酒作りについてご紹介します。 1.何をどのくらい作る?(今回は梅酒) 主要なところは、梅干し、梅酒、梅シロップ。 今年は友人と一緒にオンライン梅酒作りをする予定なので、今日は梅酒メインで書いていく。 どのくらい作るか… 材料の計算もあるけど、置き場所問題もある。1年以上梅仕事の瓶を置いておけるスペースはあるか確認しておこう。 風通しの良い暗所がベスト。我が家は蓋がしめられる段ボール

      • 育児中の停滞感

        停滞している。いろんなことが。 背中が熱を持って、あつい。 おんぶしている末っ子の熱が上がってきたのだろう。 6月半ばの現時点で我が家のチームちびっこ(3歳&1歳男児)は2日間しか保育園に行けていない。 今朝、娘を小学校に送り家に戻ると、チームちびっこを見ていた夫が開口一番に言った。 「緊急事態です」 末っ子が38.5度のお熱。当然、保育園はお休みだ。次から次へとバイバイキンがやってくる。先週の手足口病が治ったかと思うとこれだもの。今日も仕事に行かれない。 いちばん緊急事態

        • 元気がイマイチ出ない時のための覚え書き2024初夏

          1 キンキンに冷やしたビール 2 ニンニク、たっぷりの豚肉、ピーマンを炒めて市販の焼き肉のタレを絡めた一皿 3 スタバのホワイトモカ(ホット)クリーム多めで! 4 猫の背中を顔面でモフモフ 5 緑の多い公園を歩く 6 何度も読んだ本をもう一度……僕の小鳥ちゃん、白い犬とワルツを、悪童日記、まばゆいばかりの 7 息子の足のにおいを嗅がせていただく(くさかわいい) 8 ともだち、妹に電話する あとは家事を夫に丸投げして、寝るに限ります。

        へろへろ、へろへろだ。行事で先生や他の保護者と話す機会があり疲弊して帰宅。間をつなぐために普段さして気にもしていないことをとりあえず尋ねる癖(なのだろう、認めたくないけど)を、やめたい。真のコミュ障は話すのが苦手な人ではなくて、不要なことを我慢できず喋ってしまう人だとか。

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        • エッセイ
          6本

        記事

          リアルタイムで育児がキツい、猫は可愛い、オチのない話

          リアルタイムで育児がキツい。 1歳ちゃんの手足口病、ぐずりっぱなし。キツい、キツい、きつうぅうぅい。 娘と夫を送り出し、にぃににYouTubeを観させて、末っ子と朝ねんねを巡る格闘。泣き声が鼓膜に響きまくる。口の中が痛いんだろうな。体もだるいんでしょう。朝から散歩したんだから早く朝ねんねしたまえ。 抱っこでは反り返っていた体が、おんぶになると落ち着いて、私の背に頬を寄せて眠り始めた。ベッドに布団を重ねて高くしたところに腹ばいになり、息子をおんぶしたまま休憩する。 いま大変だ

          リアルタイムで育児がキツい、猫は可愛い、オチのない話

          松浦寿輝全詩集を購入。末尾に添えた各詩集についての解説が嬉しすぎる。これまで自分なりに解釈してきたことの答え合わせをしているようだ。この一冊だけ残れば良い、なんて仰るが、吃水都市の装丁の美しさ、鳥の計画を手に取るときの高揚感、ファンは絶対にそれぞれの詩集だって次の世代に残します。

          松浦寿輝全詩集を購入。末尾に添えた各詩集についての解説が嬉しすぎる。これまで自分なりに解釈してきたことの答え合わせをしているようだ。この一冊だけ残れば良い、なんて仰るが、吃水都市の装丁の美しさ、鳥の計画を手に取るときの高揚感、ファンは絶対にそれぞれの詩集だって次の世代に残します。

          【エッセイ】人間はハエである

          毛先の柔らかい筆を使って雄しべについた花粉をすくいとる。黄色くて細かなその花粉を別株の雌しべの先にちょんちょんとのせる。小さな花の一つ一つを覗き込み、交配を繰り返してゆく。 ただ筆で撫でつけるだけでは受粉は成立しない。手のひらを広げるように雌しべがパッと開き、雄しべの花粉が弾けるタイミングを見計らう。花の咲き具合が合わないと交配は上手くいかず結実しない。 大雑把にいえば植物も人間も同じだ。無闇に営んでもタイミングが合わなければ子どもはできないし、逆に考えればタイミングが合え

          【エッセイ】人間はハエである

          【エッセイ】ググり育児

          「生後3ヶ月 ミルクの足し方」「吐き戻し 多い 飲ませすぎ」「寝返り 生後 何ヶ月」「離乳食 食べない」「赤ちゃん 泣き止む 音楽」 * * * 里帰り出産を終えて賑やかな実家から自宅に戻る日、飛行機の中で私の赤ちゃんはよく眠り一度も泣かなかった。良かった、色々調べておいて良かった、と安堵のため息をつく。 核家族、親戚は周囲にゼロ、ママ友もゼロの状況で静かに育児が始まった。 子育てはSNSと共にあった。求めていたのは専門家の論文や小児科医のブログではなく、同じ境遇に置か

          【エッセイ】ググり育児

          【エッセイ】カボチャの種

          この人には有事の際に敵わないだろうな、と思う人がいる。 とある料理店の女性店主だ。 有事なんて縁起でもないが、言いたいのはシンプルなこと。彼女には与えられた場で生き抜く力が敵わないだろうということだ。 末の息子を出産して産後3カ月ほどたった頃、とりつかれたように貪り読んだ本がある。 『戦争中の暮しの記録 保存版』(暮しの手帖編集部編,昭和44年,暮しの手帖社) 戦後22年となった1967年、『暮しの手帖』が「戦争中の暮しの記録」の投稿を呼びかけて集まった1736編のうち

          【エッセイ】カボチャの種

          【エッセイ】夏の樹

          次に子を授かることがあれば名を夏樹としよう、とほとんど決定事項のように思い描いている。 男の子だったら夏生まれでなくとも夏樹。青々と繁る葉をたくわえて晴天の下でどっしりと枝を広げる大樹のように、この世で生を堂々と過ごしてほしい。女の子だっていけるんじゃない。でもでも「樹」だと男の子過ぎるかな? 由来は? 朝吹亮二の『opus』00 から。 「夏の樹/朝の果実のための/その枝のわかれわかれひとつひとつに沿ってここの視線を贈る/うすい爪で皮をむき/くだものを砂糖で煮る/空白/

          【エッセイ】夏の樹

          【詩】うそつきなミミズ

          にちようよるのなんぼくせん わたくしはこのざわめきをしつている でんしやのなかはめだまだらけだ くろいひとみはあかぐろいくちびるをあけて にんげんのからだをたもつているだけのわたくしに ささやく (うしろぐらい) (ぐぐぐらいことは) (とうにあばかれて) (あばかれてい) (いる) ことりのようにすはだをついばむ じあいにみちたぶえんりよなまなざし まぶたをとじないふたつめだまが しやぼんだまのようにふゆうして (からだなんか) (いらない) (しかくとあじわい) (ほしい

          【詩】うそつきなミミズ