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わが家のお正月をガラリと変えた1冊

いままでのお正月 

元旦はおせちとお雑煮食べて、家族、親戚と集まって、ワイワイ 
お年玉渡してスッカラカン
明日の初売りにそなえて、広告を余念なくチェック!
2日3日は福袋の争奪戦に参戦したり、子供の買い物につきあったり、お友達と会って美味しいものたべたり、おしゃべり三昧で、ほとんど外出
という流れでほぼ毎年過ごしていました。


でもある本を読んでから、わが家のお正月はガラリとかわったのです


その本の名は


 三浦しをん
さんの

「風が強く吹いている」


箱根駅伝を目指すお話です。
さわやかでグッとくるストーリーに、引き込まれます。
個性光る登場人物も魅力的
是非読んでみてください


多分十年くらい前だとおもいます
この本を読んで、私の駅伝、マラソンブームが到来 

お正月は1日にニューイヤー駅伝をみて、
2日、3日は箱根駅伝をみるというのが恒例行事に。

そう、三が日はまさに駅伝三昧

駅伝は長丁場なので、食べ物や飲み物を ドンッ と用意して臨みます。
こちらもめっちゃ気合いれて万全の状態をキープ

応援に熱を入れすぎて、一緒に走ってたんじゃないかと錯覚するほどの達成感と疲労感
「あー寒かった」沿道で応援してる人々の気持ちまで代弁
明日に備えて回復すべく、遊びに行ってる場合じゃないと、元旦からひきこもり状態

一年の計は元旦にあり・・・ホントだ
だから毎年ぐーたら生きているのかあ


何気なく手にとったあの一冊で、こんなに影響をうけるとは・・・
それがもう10年もたつなんて・・・
人生なにがおきるかわからないものです。

それまで駅伝やマラソンなど全然興味がなかったのに。
私自身、長距離走はまるでダメ。
苦手意識もあいまって、ほとんどみたことありませんでした。
ただ長いこと走るだけでなにが楽しいのかワカラナイ
それがいまじゃ・・・大大大好き!
ハマると怖いですねえ。


年内には箱根駅伝の予選会をみたり、出雲駅伝に全日本大学駅伝、プリンセス駅伝やクイーンズ駅伝、全国高校駅伝に都道府県対抗駅伝など、毎回楽しみ

特に京都でやる大会は、昔住んでたところがテレビに映るときがあるので、ワクワク感は人一倍 

ちょっとでも映ろうものなら、「ほら!今映った!ココ!ココ!」と大興奮
それも飽きもせず、毎年おなじことやってます。(小学生なみ)

また、箱根駅伝にでてた選手がその後実業団で駅伝やマラソンに活躍する姿がみれるのも楽しみの一つ
大きくなったねえと、育てた覚えのない子の成長までも見守ります。

走ることはおろか、歩くことさえ億劫なグータラな私。
自分には絶対にできないことをやってる姿は輝いて見えます。

なぜひとが一生懸命なにかをしてる姿はこんなにも強く心をうたれるのでしょうか。

時には体調が悪くなったり、襷が繋がらないこともあり、
応援しながらボロボロ涙がでるのはしょっちゅうです(情緒不安定なうえに涙腺もぶっこわれているので、お気になさらずに)

いつか箱根の山下り区間6区を生で応援したいものです。
あのスピード感をこの目でみてみたい。
目の前を一瞬で過ぎ去っていくんでしょうね

今回ももちろん応援しますよ。
「頑張れ~頑張れ~」といいながら、
実はこちらが新年から勇気とパワーを分けてもらってます










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