古本好き人間β

おはこんばんにちは!『古本大好き人間β』です! 名前の通りBoo●offなどで買った…

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おはこんばんにちは!『古本大好き人間β』です! 名前の通りBoo●offなどで買った本(主にフィーリングで選んでます!)を読み、浅く、少し独特な感想を書いています。一日一回、大体正午(よく変わります!)に投稿していますので、ふらっとお立ち寄り下さい!

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最近の記事

番外編「時計じかけのオレンジ」を見て

おはようございます! 先日、ぼーっとYouTubeを見ていたら、「Amazon prime で見るべき映画」という、ショート動画が流れてきまして、その中で「時計じかけのオレンジ」という映画が紹介されていたんです。 「じゃー、見てみるかー」と (本当はアメリカンサイコが見たかった・・・というのはここだけの話です) 軽い気持ちで見ました。 後悔しました。始まって5秒くらいで後悔しました。 とんでもない作品を見始めてしまったな(泣) と。 終始、狂っていて、超過激

    • プラチナデータ(東野圭吾先生)を読んで

      お久しぶりです! 毎日投稿すると息巻いておきながら、全くしていなかった、「古本コレクターβ」です! いやあ〜もうあの時の暑さはどこへやら、地方によっては雪が降っているところもあるというから驚きデス(笑) 秋、どこ行っちゃったんでしょうね〜 と、世間話はここまでにして・・・ 二宮和也さん主演で実写映画化もされた東野圭吾先生作、「プラチナデータ」を 原作と映画の違いと原作と映画についての紹介と、それぞれの感想を今回は書いていきたいと思います! - あらすじ - 筆

      • 『正欲(朝井リョウ先生)』を読んで②

        おはこんばんにちは! お久しぶりです! 「毎日書くぜ!!」「12時に投稿するぜ!!」と言いながらも全く有言実行できておりません、『古本好き人間β』です! 絶賛、三日坊主が習慣化しております!! (『三日も続けられてないんじゃないか?』と思う今日この頃ではありますが・・・) 今回も先日に引き続き、朝井リョウ先生の『正欲』の方の感想を書いていきたいと思います! (・・・というか、notionで書いたメモがほとんどです。すんません) 今回の記事には登場人物のセリフやネタ

        • 『殺人鬼狩り(二宮敦人先生)』を読んで

          ※今回は作品に対して批判的な内容が含まれます。二宮先生の『殺人鬼狩り』がお好きな方はここでブラウザバックの方をお願いいたします。 ─殺人鬼─ 二宮敦人先生はこの─殺人鬼─に─サイコパス─というルビが振られている。 そしてこの小説内では羊頭島という場所を舞台に六人の殺人鬼〈サイコパス〉が殺し合う(厳密には一人VS四人&一人という感じではあるのだが) この争いの中で生き残るのは誰だ!? ・・・というアクションサバイバルホラーの作品です。 ・ゆる〜い感想 作品自体は面

        番外編「時計じかけのオレンジ」を見て

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        • 『生存者ゼロ』を読んで集
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          『正欲(朝井リョウ先生)』を読んでの感想

          今やあらゆるところから聞こえてくる『多様性』。『多様性』。『多様性』。『多様性』。 だが、その『多様性』というものは本当に多様なものなのか? その多様性という、我々生きている人間が定義したそれは、世間の〈多数派(マジョリティー)〉が定義したであろうそれは その〈多数派(マジョリティー)〉が思いつかない〈少数派(マイノリティー)〉を省いた『多様性』。 つまりは『多様性』と言いながらも、完全な『多様性』ではない、不完全な偽りの『多様性』。 そもそもこの社会は、〈少数派(

          『正欲(朝井リョウ先生)』を読んでの感想

          『さまよう刃(東野圭吾先生)』を読んで(ちなみに未読了です)

          まず、この記事を書くにあたって・・・。 今までも、そこまで深く物語に入り込んだ感想というものは書いてきませんでしたが、 特に今回は全ての文を読み終えた訳でもなく書かれた 浅くも浅い、ちょ〜浅い感想文です。 それをまずあらかじめにご了承ください。 『そんなん読む意味ねぇわ』と思われた画面前のあなた。 今すぐブラウザバックを推奨します。 ともかく、どうして途中までしか読んでいないのに、こうしてNoteに記事として出したのか。 それは、『さまよう刃』の前半を読んで今、ど

          『さまよう刃(東野圭吾先生)』を読んで(ちなみに未読了です)

          『ハーモニー』を読んでの感想(伊藤計劃先生)

          「キアンはさ、私と一緒に死ぬ気ある?」 この『ハーモニー』という作品は・・・ 〈大災禍《ザ・メイルストム》〉により世界中で核爆弾が落とされ、被曝した人間は癌を発症するようになった。 その出来事を体験した人間たちは、癌だけでなく『病気そのもの』の排除を始める。 病気が人体からなくなった世界。 ・・・を舞台にした三人の少女を中心に織りなされる物語である。 「病気が人体からなくなった世界」 その言葉だけを聞いて見れば、羨ましいモノだと考える人間が多数だろう。だが、この

          『ハーモニー』を読んでの感想(伊藤計劃先生)

          『ISOLA 13番目の人格』を読んでみて

          周りの人の声が聞こえる。 でも耳から聞こえてくるわけではない。もちろん耳からも聞こえてはくるけど。 直接、彼女の頭の中に声が入り込んでくる。 その聞こえてくる声というものは、周囲の人々の強い感情によって発せられるもの。 そして、強い感情とは概ねネガティブなモノである。 それゆえに彼女は好むと、好まざるとにかかわらず、さまざまな歪んだ精神の持ち主の内面を覗いてきた。 彼女はその能力によって精神を病んでいく。 彼女の持つその能力とは、エンパシーだった。 そして彼女

          『ISOLA 13番目の人格』を読んでみて

          『路上のX』を読んで(1周目)

          『トー横界隈』 ─行き場を失った若者たちが集う街─ 福岡にも『警固界隈』と呼ばれる『トー横界隈』と同じく若者が集まる場所があり、そこで補導活動が行われた、というニュースでの特集を最近目にしました。 行き場を失った若者たちの増加、それが今、問題となりよくニュースや記事で取り上げられています。 今回ご紹介する本は桐野夏生先生の『路上のX』です。 「何故、冒頭に『トー横界隈』のことを書いたのか?」 それはこの『路上のX』を読みながら筆者の脳内に自然と思い浮かんだのが、こ

          『路上のX』を読んで(1周目)

          『生存者ゼロ』を読んで(第二回)

          本日、遂に『生存者ゼロ』を読み終えました! いやぁ〜、面白かったです! 面白かったんですけど………………… 最後の結末の意味がよくわかりませんでした。 (自分の読解力の無さに泣きそうです💦) 結末の意味がわかった方、是非私に教え………… ないで下さい! 自分であと何回も読んで、結末の意味の真相に辿り着きたいので!! ともかく今回は非常事態が起きたときの政府の動きについて、浅い感想ではありますが語っていきたいと思います! (ネタバレ含みます!) 『生存者ゼロ』

          『生存者ゼロ』を読んで(第二回)

          『生存者ゼロ』を読んでみて(?)〈一周目〉

          こんばんは! 古本コレクターβです! 本日は、安生 正(あんじょう ただし)先生の『生存者ゼロ』を読了しての感想を書いていきたいと思います。 ・・・・? 読了しての感想・・・? もう、タイトルで察されている方もいらっしゃると思いますが、私、           まだ読了できておりません!!! (おーい、ふざけんなよ!インスタとかツイッターとかフェイスブックとかで     「読了する!!!」 って息巻いていただろうがよ!!) という声が聞こえてきそうですが(主

          『生存者ゼロ』を読んでみて(?)〈一周目〉