『生存者ゼロ』を読んで(第二回)

本日、遂に『生存者ゼロ』を読み終えました!

いやぁ〜、面白かったです!

面白かったんですけど…………………



最後の結末の意味がよくわかりませんでした。
(自分の読解力の無さに泣きそうです💦)


結末の意味がわかった方、是非私に教え…………



ないで下さい!


自分であと何回も読んで、結末の意味の真相に辿り着きたいので!!


ともかく今回は非常事態が起きたときの政府の動きについて、浅い感想ではありますが語っていきたいと思います!

(ネタバレ含みます!)



『生存者ゼロ』での政府の動き



いやぁ、この本を読んでいてなんとなく東日本大震災のことを思い出しました。


初めて応対する脅威に対しての上下の考えと行動の違い。


現場は必死に救援活動をしているのに、その命令を出すところ(俗に言う政府)は己の保身に基づいて、己の浅知恵、知識不足だけを頼りに理想論で思考し指令を出す。



(東日本大震災で、実際はそうではなかったかもしれません←一応、予防線を貼っておく)


そんな姿が私には何よりも印象に残りました。

()内で書いていた通り、実際はそうではなかったかもしれません。


ですが、確実に政府と現場の問題に対する意識の乖離はあったことでしょう。


現場にいる人間は必死に働きながらも、上の人間は能天気に持論を言い合っていた可能性もあります。


私も仕事柄、現場の人間で上の人間の理想論と現実の乖離に戸惑うことがよくあります。


一つこの小説の中からこの言葉を紹介します。


「何を教えようと、所詮、豚は賢人にはなれない。─こいつらは、いったい何を学んできたのか」


これは今の政府だけでなく、私達国民も義務教育という制度のただ与えられたレールを渡ってきた私達も、常に意識して己に問うべきことなのかもしれません。


と、言うか誰よりも私自身が意識しなければならない言葉だと感じました。


………と、言う訳で、深いようで浅い今回の記事でした。

まさにこういうのを

「何も学んでいない豚」

と、言うのでしょうね笑


本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました!

明日、ご紹介するのは桐野夏生先生の『路上のX』です!

それでは良くお休み下さい。

そして、また明日お会いしましょう!





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