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東出昌大の不倫をウラヨミ

昨日は、『病室で念仏を唱えないでください』のコラムを取り上げました。

そこで、触れずにはいられなかったのが、東出昌大と唐田えりかの不倫です。不倫によって、唐田えりかは番組を降板することとなり、東出昌大は、ドラマ『ケイジとケンジ』の主演ということで、簡単に降板というわけにはいかず、視聴率も初回12%から9.7%へダウン。視聴率が全てではないですが、おそらく女性視聴者は離れてしまうと言えるでしょう。

芸能人の不倫は、一般人の不倫よりも制裁が大きく、東出昌大の場合、CM契約を打ち切りになって、多額な違約金が発生したりして、何より好感度が暴落してしまいます。それが「有名税」なのかもしれませんが、関係ない人があーだこーだ叩くのは、気持ちはわかりますが、やはり過剰ではないかと感じます。


悪いのは東出だけど・・・

世間は、100:0で東出が悪いと言われていて、杏さんは全く悪くないと言う印象があると思います。そりゃ、不倫をしたのは東出なので、悪いのは東出なのは間違いありません。その裏で奥様の杏さんは、仕事も真面目で好感度も高く、今回の件でも完全に被害者としてされていますが、夫婦の問題というのは、夫婦にしかわからないことがあります。

これは、決して東出擁護のコラムではありません。ただ、ウラヨミしたら見えてしまったことがあるので、善悪とか感情を抜きにして、本質的な所で述べていきたいと思います。


杏さんの不運

杏さんの父親は、世界の渡辺謙さんですが、数年前に不倫が報じられたことがあります。杏さんと渡辺謙さんの親子関係は、かなり複雑でドロドロしているようですが、どんな理由があっても、父親が不倫していたら嫌ですよね。それもあるし、やはり役者としても先輩で、世界で活躍しているのに不倫していたら、相当なショックがあったと思います。

そんな杏さんにとって、今度は自身の旦那が不倫をしていたことで、父親と旦那に不倫をされた不運があったと言えます。ちょっと不憫でなりません。

が、ここにウラヨミポイントを感じたんですよ。


不倫をウラヨミ

これはあくまで私のウラヨミによる推測に過ぎませんが、父親の不倫によって、杏さんにとって「不倫」というのは地雷であり、トラウマになったんだと思います。だから、自分は絶対に不倫されたくないと強く思っていたはずです。

言うなれば、杏さんが強い忌避感を持っていたからこそ、真逆のことが起こってしまったわけです。これは「引き寄せの法則」に繋がる事でもありますが、望む望まないに関わらず、強く思ったことが現実化してしまうということです。ナポレオン・ヒルも「思考は現実化する」という書籍を出していますが、嫌な事でも強く意識してしまえば、現実化してしまいます。

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逆に、気にならないことであれば、それは自分の世界の中には存在しないのも同じです。大切な事でも、嫌で許せない事でも、強く思うことは、嫌でも意識してしまいます。

父親の不倫というのは、杏さんにとっては"せい"にしたくなるほど不幸な経験だったと思います。それは、経験した人にしかわからない苦しみでしょうけど、どうやら父親の不倫の伏線回収をして、"せい"が"おかげ"になるのは、まだ先のようです。

もしかしたら、父親が不倫していなければ、東出昌大の不倫もなかったかもしれません。あったかもしれませんが(^^;
ただ、物事を善悪だけで見ていては、実は何も解決しないのかもしれません。不倫したから東出昌大が悪いというのは簡単だし、それは「オモテミ」です。表面に捉われている人は、善だ悪だと言っててください。本質や意味を知るなら「ウラヨミ」してみてください。


どうなる!?『コンフィデンスマンJP2』

個人的に楽しみにしている『コンフィデンスマンJP』ですが、東出昌大が主役の一角である「ボクちゃん」を演じています。
嬉しいことに、5月1日に劇場公開が決定しており、新キャストも発表されているので、延期やお蔵入りにはならなそうですが、出演シーンは減るかもしれないですね。

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芸人ではないし、杏さんのこともあるので、むやみに茶化したりいじったりすることはできないでしょうけど、杏さんが東出昌大を許すか離婚しか、原田龍二や袴田吉彦のように、復帰することは難しいかもしれないですね。

幸い、『コンフィデンスマンJP2』は公開されますが、果たしてその続編が描かれるかどうか。
脚本家の古沢良太さんが描く作品は、面白いだけではなく、人間の心理をよくしり、本質を描いています。何より、主役の「ダー子」「道楽家」そのものです。『リーガル・ハイ』にしても、古沢良太さんの作品は、まさに道楽家を描いているので、道楽者としても、要チェックしています。

もし『コンフィデンスマンJP3』が公開されるなら、その頃にはほとぼりが冷めて、今回の不倫がネタになるような状況になっていて欲しいですし、杏さんにとっても"せい"を"おかげ"に変えていられるように、杏さんにも「道楽家のすゝめ」を読んで頂けたらと思います。

不幸な経験ではあっても、道楽的に言えば、それは「必要な経験」として起こしたことだと言えます。そんなことを押し付けるつもりはありませんが、そのような道楽的視点で物事を見えみたら、全く違う見え方もあります。杏さんにとっても東出昌大にとっても、唐田えりかにとっても、今回の経験から、今後どのように生きていくかは、本人次第です。せめて、この経験をした"おかげ"でと言える未来にして欲しいものです。

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