祝!『slam dunk』25年の時を経て、映画化決定!!
伝説のバスケアニメ、再び!!
バスケアニメの金字塔、『slam dunk』が、アニメーション映画として公開されることが決定しました!!
漫画の売り上げは一億部を超え、トップ10に入っています。アニメとしても、当時はかなりの人気があり、特にアニソンは秀逸でした。
主題歌になった、大黒摩季さんの『あなただけ見つめてる』や、ZARDの『マイフレンド』、WANDSの『世界が終わるまでは・・・』などは、今も残る名曲です。
ちなみに、この3曲ともEDなんです。OPは若手メインだったのですが、EDの方が印象に残っているというのも、『slam dunk』の特徴ですね。
何と言っても、「諦めたらそこで試合終了だよ」というセリフは、今も多くの人の心に残る名言ではないでしょうか?
私も、この名言を取り上げたコラムを配信していますが、私のコラムの中でも、ダントツトップの人気コラムです。
このコラムでは、この名言には続きがあり、「下の句」を勝手に作って紹介しています(笑)
noteを始めて、初期の頃のコラムではありますが、今でも多くの方に読んでいただけて、ありがたい限りです。
また、私も運営している【道楽舎】でも、少し前に「slam dunk X 道楽舎」というコラムシリーズを配信しました。
作中でも屈指の人気を誇る、「湘北vs陵南」と「湘北vs山王工業」から見出した【道楽】について特集しています。
「湘北vs陵南」
「湘北vs山王工業」
私にとって『slam dunk』は、ドンピシャの時代だったので、より深く心の中に刻まれています。「一番好きな漫画は何か?」と聞かれたら、『slam dunk』と答えるかもしれません。今読んでも、当時と同じ感動が蘇るどころが、年連を重ねたからこそ、さらに感動するところもあったりします。
私の中ではもう殿堂入りしていて、ランク付けしようとも思えないくらい、好きな作品だし、面白いと思っています。最終巻を読むだけで、それまでの全ての出来事が蘇ってくる感覚は、何度読んでもゾクゾクしてきます。
リアルタイムで観ていた方はご存知かと思いますが、アニメは、全国大会が描かれませんでした。全国出場を決め、全国大会に向けて湘北を激励する、「湘北vs神奈川選抜」というオリジナルのラストでした。
ということで、映画化されるのは、全国大会ではないか?と予想されていますが、私もそう願います。
心配なこと①「ルール改正」
『slam dunk』が始まったのは、今から30年も前のこと。今とはルールが違い、当時は20分の前後半制。今は、10分×4のクオーター制になりました。『slam dunk』は、人気のピークで終了してしまったので、続編が期待され続けていますが、続編が描かれない理由の一つに、「ルール改正」という問題があります。
そもそも、作者の井上雄彦先生に、続きを描く意思がないので、続編はありえないのですが・・・、もし、続きを描くにしても、時代背景が違うので、繋がらなくなってしまうんですよね。まぁ、なんとでもなると言えばなるんですけどね。
良いものは、どれだけ時間が経っても良いものですが、まだ、昭和感の残る時代でもあって、スポーツなどは時代背景がもろに出てしまうので、当時を知らない今の若い人たちからすると、違和感が強いかもしれませんね。
心配なこと②「声優のキャスティング」
アニメ終了から25年。子供が親になっていてもおかしくないくらいの時間が流れました。『ドラえもん』や『サザエさん』などの長寿アニメでは、声優が交代したりしていますが、昔から見ている人にとっては、声優が変わることは、違和感がありますよね。やっぱり、ドラえもんの声は、未だに脳内では大山のぶ代さんの声で再生されます。
主人公の桜木花道を演じたのは草尾毅さんや、ライバルの流川楓を演じたのは緑川光さんは、いまでも一線で活躍していますが、当時ほとんどの肩が20代だったのが、いまでは50代。高校生という、若い時代を演じる面々が50代というのは、ちょっと気になるところではありますよね(^^;
かといって、別の声優になってしまえば、イメージにある『slam dunk』のキャラとは、別人になってしまうかもしれません。
最大のプロモーションは、作品愛
声優の方々は、声のプロフェッショナルなので、年齢を感じさせないような演技をしてくれることと思います。とにかくお願いしたいのは、作品をしっかり理解して、愛を持って制作していただきたいということです。
声優のキャスティングは、アニメ化成功の大きな要因の一つです。『鬼滅の刃』が、日本一の映画になったのも、ヘタにプロモーション用に芸能人を起用したりせず、キャラに合った生粋の声優をキャスティングしたことが大きな要因だと考えています。
プロモーションを優先していたら、結果としてここまでの売り上げにはなっていなかったでしょう。つまり、作品の完成度を追求させた方が、プロモーションをする以上の結果を得られるということです。決して、プロモーションをする必要がないと言っている訳ではありません。ただその実、客寄せ的なプロモーションは、役に立っていない、ということです。
特に『slam dunk』は、知名度も高く、わざわざ無駄なプロモーションする必要はない作品だと思うので、せっかく予算をかけるなら、効果の薄いプロモーションをするより、是非とも作品と向き合って制作していただければと思います。
公開日など、詳細はまだ未定ですが、詳しいことがわかったら、また配信したいと思います。
安西先生、バスケが見たいです!
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