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ドクターXを観て、一言二言。あとAI医療について

ドクターX放送開始!

いよいよシリーズ第6弾となる、ドクターXが始まりました!
初回の視聴率も20.3%と、その人気ぶりが伺えます。

今期のドラマは、個人的にあまり期待できなくて、時効警察とドクターXくらいしかないんです。ドクターXは、めちゃくちゃ感動するような作品ではないですが、安定した面白さで安心して観られるのがポイントなんでしょうね。

撮影前には、主演の米倉涼子さんが低髄液圧症候群という難病にかかっていたことを公表し、収録できない可能性もあったそうですが、大門未知子と同じく、病気を乗り越えて収録に臨んだのはすごいですね。その心意気も受け止めてドラマを観たいものですね。

今更、ドクターXの魅力を語るまでもないでしょうが、一言二言だけ(既に長いというのは置いといて)。

海老名教授で遊び過ぎ

最早最初の頃の面影はなく、教授やら部長やらを歴任して分院長にまでなったのに、コストカットの為に分院を閉鎖されることになり、平から始めるという・・・
そんな悲惨な役を、遠憲さんが楽しそうに演じているのが、面白くも感じます。

加地先生、世渡り上手過ぎ

ドラマが始まる前に、スピンオフの『ドクターY』が放送されましたが、この作品になくてはならない存在。比較的、加地先生の扱いは良く、金にはガメツイが腕は確かなので、活躍の場は広いですね。大門未知子もちゃんと名前を覚えている一人ですから(笑)
そんな加地先生がまさかの第出世を遂げたのも注目です!

蛭間院長の扱いは最早コメディでしかない

毎シリーズ、第1話は誰かが失脚するところから始まることが多いのですが、まさか蛭間院長が・・・
蛭間院長は、この番組におけるバイキンマンのようなキャラなので、転んではタダで起きないから、今後どのように巻き返し、また大門未知子にやられるのかが楽しみですね。

AIを導入した医療

そして、最も注目なのは、AIを導入した医療です。以前にも、AIを導入した回がありましたが、その時は大門未知子に完敗しましたが、今回はAI医療を中心に描かれそうです。

実際の現場でも既に取り入れられていて、まだサポートする程度のものなようですが、いずれは医師がAIのサポートに回るように逆転したり、AIを扱う資格がないと、医療もできない、なんてことが起こるかもしれません。

ドラマでは今のところ、まだAIは大門未知子には敵わないものの、一般医師はAIにも敵わなくなって来ています。囲碁の世界でも、九段のプロが負けたことが話題になりましたが、既に人間では勝てないレベルになっているようです。

AIが普及することで起こる弊害

問題なのは、AI医療が普及したことで、医師が責任を取らず、AIに責任転嫁をするようになる可能性があることです。「AIがそう診断したから」と、AIを過信する医師に、大門未知子は「AIがそう診断したからって、自分で見てもないのに信じるの?」と言及しましたが、既にそこに対して指摘をしていると言えます。

医療に限らず、これからの世の中、様々なものがAIに移行して行くと思いますが、その過程において、多くの混乱や、AIに取って代わられる人も増えてくると思います。しかし、その後は、人間である医師よりもAIが診断したり手術をする方が安全で、確実な世になるかもしれません。

それを喜ぶべきか憂うべきかはわかりませんが、患者にとっては、場合によってはAIの方がいいかもしれませんね。

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