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ルフィ名言Vol.9「気にすんな!!楽に行こう!!」

バギーとの戦いに勝ったルフィ。

バラバラの実の能力を逆手に取り、ナミが泥棒の力を発揮し、バギーの胴体を集められてしまい、当のバギーは、手足と頭だけのみすぼらしい姿になってしまった。そんなバギーは「ゴムゴムのバズーカ」によって、遥か彼方に吹き飛ばされてしまった。

戦いが終わり、決起した村人達が押し寄せ、逃げるルフィたちだったが、そこで真相を知る村長が目を覚まし、ルフィ達を悪い海賊だと勘違いしている村人達がルフィ達のことを悪く言うと、

「あいつらの文句を言っていいのは わしだけじゃ!!!わし以外 あいつらを悪く言う事は許さん!!!」

と叫ぶ。

一人港に向かう村長は、バギー達が来た事で、「わしは死んでも構わんと思った・・・!!絶望のうちに死んでも構わんと考えていた・・・!!!」と思っていた。そして、出港したルフィ達に

「すまん!!!恩に着る!!!!」

と泣きながら言う。

それに対しルフィは笑いながら

「気にすんな!!楽に行こう!!」


と言う。それを聞いた村長は

「言葉もないわ・・・!!!」

                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

と感動する。

ルフィにとっては、信頼する仲間を助けることなんか、当たり前なことなのです。困っていたり、苦しんでいたら助ける。それがルフィにとって当然のことだから、気にする事はない。それが、ルフィの本心なのです。

さらに、ルフィは盗んでいたバギーの宝を半分村に残し、壊された村を直すために置いて行ったのだった。代わりに、ナミには殺されかけるのだった(笑)が、ナミもそんなルフィに笑顔を見せていた。

味方でなくても、的でなくでも、自分のことをぶっ飛ばしても、ちゃんと真意を汲み取っていれば、信頼は築けるんですね。この村では、村長と犬のシュシュしか、ルフィの真意に気付く事はなく、信頼を築く事はありませんでしたが、自分の真意に気付いてもらえたり、人の真意に気付く事は、簡単にできる事ではなく、とても重要な事です。敵味方関係なく、フラットに接することができるルフィの人間力ならではなのかもしれませんね。その基準は、「気にいるか、気にいらないか」です!意外と、これは重要なセンサーなんですよね。

今回でバギー編は終わりですが、この頃のワンピースはシンプルでわかりやすいですよね。ストーリーの進行も早いですし(笑)まぁ、物語というのは、進行して行くほど、登場キャラも増えますし、複雑になって行きます。掲載中の連載も、色々と言われていますが、それはそういうものです。ただでさえストーリー巧者の尾田っちなので、文句を言わずに、描かれてくルフィの物語を楽しもうじゃありませんか!


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