見出し画像

『リゼロ』27話「次なる場所」感想!(ネタバレ!)

リゼロファンの方、お待たせしました!今回も、27話を振り返り、感想などを含めてお送りしてまいります!


ついに第4部スタート!

いよいよ第4部がスタートしました!第3部から長きに渡り過ごしたクルシュ邸を後にするエミリア陣営。スバルの愛竜パトラッシュは、お礼としていただけることになった。
暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスに記憶を食べられてしまった、しおらしいクルシュとの別れが印象的でした。きっと、記憶があったとして、白鯨討伐成功というスバルへの恩は変わらなかったでしょう。

クルシュ陣営

(提供バックにお辞儀はシュールでしたw)

村に戻ると、避難したはずの村人がいない。ロズワール邸に戻る、ラムが出てくると重きや、スバルの知らないメイドが。新キャラのフレデリカが出迎える。

フレデリカ

フレデリカは、スバルが現れる前にメイドを辞めたはずだったが、ラムが連絡をして呼び戻していた。

第3部でロズワール邸を後にしてから戻ってくるまで、長かったようで一週間ほど。

長月先生曰く、三章は長く感じますが、日数的には一週間ほど。それで屋敷を荒れ果てさせるラムの実力が知れる。ちなみに、ベアトリスと二人きりの時は、蒸かし芋しか出なかった、とのこと。
ラム姉様唯一の得意料理ですね(笑)

画像14


その間、屋敷内は大変なことになっており、レムの記憶がなくなったラムは、家事ができるレムがいなくなってしまった為、フレデリカを呼び戻していたのだった。

長月先生曰く、ラムはフレデリカを連れ戻すための連絡はしていなかった、とのこと。
フレデリカは亜人の為、歯がギザギザしてます。「キバこわー!」と失礼を働いたスバルは、屋敷内で正座させられて、エミリアに耳を引っ張られてるのが可愛い(笑)。でもソファに正座させるあたりが、 EMTですね。

スバル正座

そして、久々ラムチーの登場。

ラム

さらに、フレデリカの口から「禁書庫の大精霊」と、ベアトリスの正体が明かされた。


ベアトリスの正体

スバルは、話を聞きにベティを探すが、毎度のこと、ベティの部屋渡りの魔法をいとも簡単に破る。そして、ラムたちが避難している「聖域」について尋ねるが、半獣のフレデリカが教えるだろうと、ベティは教えてくれない。そして、ペテルギウスから回収した福音書を見せると、不穏な空気に。ペテルギウスを殺したことを伝えると、

「お前もベティを置いていったのかしら、ジュース・・・」

と意味深な発言をする。さらに、

「お前が大罪司教を殺したなら、"魔女因子"はどうなったのかしら?」

"魔女因子"という新たなキーワードが生まれ、謎は深まるばかり。

「お前が欲しがる答えは全部"聖域"にあるかしら」

と言うと、今までになく機嫌を悪くしたベティは、
「ベティは話さない」
「これ以上ベティに甘えるな!」
「ベティはお前の都合いい道具じゃないのよ!」

と、魔法によってスバルを部屋から弾き出す。

ベア子

この発言に、ベティの過去に何かがあったことを感じますね。

そして、巻き込まれたオットー。ロズワール邸に戻る際や、第3部でも、悉く空気を壊すオットー。シリアスクラッシャー・オットーのことを、作者の長月先生も言っています。


オットーを御者に、クレマルディの聖域に向かうことになったエミリアとスバル。「ガーフィールという人物にお気をつけください」と、危険な匂いとフラグ満載のセリフが飛び出す。


出立の朝

出発の朝、レムが退場してしまい、メイドが足りなくなったことで、ペトラが12歳にしてメイドに。さらには、「スバル様」という発言に、驚きを隠せない私(笑)
ペトラにとってスバルは使用人の先輩なだけなはずなのに、スバルは偉そう(笑)。あ、スバルは誰に対しても偉そうだった(笑)。レムのこと、ベアトリスのことをペトラに託す。

長月先生曰く、屋敷に残されるペトラとフレデリカですが、ペトラは大変物覚えが良いので、すぐにスバルよりも使えるメイドになる、とのことです(笑)


見送りの際、フレデリカはエミリアに青い輝石を渡す。これが、聖域に入る為に必要だと。

画像8

「場所と資格は揃いました。あとは、覚悟と強い意志を」

聖域に入るには、一筋縄ではいかないよう。ここでも、「ガーフィールに気をつける」ということを復唱する。間違いなく重要人物・・・。

スバルには、ペトラが白いハンカチを渡す。帰ってきたときに返すという、旅の無事を祈る風習だった。腕に巻きつけたあと、ペトラはフレデリカの後ろに隠れる。鈍感なスバルは反抗期と勘違いするが、同じく腕に白いハンカチを巻きつけたペトラは、手を振り見送る。

見送り

(ONE PIECEかな?)

出立を見送ると、

「これで、旦那様のお言いつけ通りに」

手紙を取り出して、意味深な発言をするフレデリカ。「あとは、エミリア様が聖域を、いかにして乗り越えられるか」と、さらに意味深な発言。

フレデリカ手紙

フレデリカを呼び戻したのは、ラムということでしたが、ロズワールの指示だったのか?謎は深まるばかり・・・


まだまだ守られる側のスバル

聖域へ向かう道中、パックはエミリアの言葉に反応しない。レムのお見舞いに来た時、スバルに「娘を頼んだよ」と言い残したのも、意味ありげ。エミリアが、「何があっても、スバルを守ってあげる!」と男前な発言をするが、さすがに頼りない。

というか、スバルの頼りなさ感が半端ない(笑)。確かに、第1部ではエルザを倒すために、フェルトやロム爺、エミリアとパックも参戦し、最終的に剣聖ラインハルトの力を借りて攻略しました。

第2部では、魔獣オルガルドの群れに立ち向かう時、鬼化したレムや、ラムの力を借り、トドメを刺したのはロズワール。

第3部での白鯨戦では、自分を囮にして白鯨を引き寄せるたりしましたが、クルシュにも「この中で最も弱い」と言われる始末。ただ、知恵を働かせて、フリューゲルの大樹を倒すことで討伐に成功。その判断は、異世界から来たスバルにしかできないものでした。
ペテルギウス戦では唯一トドメを刺したと言えます。ただ、最優の騎士・ユリウスと共闘するも、視覚を共有したり、魔石を投げてアシストしたのがメインでした。まぁ、体を乗っ取りに来たペテルギウスに対処できたのは、スバルだけでしょうけど。

とは言っても、ユリウスにボコボコにされたり、所詮は、MAX120キロの投力、握力75キロの、人間にしてはそこそこなだけで、異世界では刺して通用する実力ではありません。
スバルのアドバンテージは、「死に戻り」による情報力と、メンタル力であり、力の弱さは否めません・・・。


聖域に入る前の、「クレマルディの迷い森」に入る。亜人族の森に、緊張するエミリア。不安をエミリアが不安を露わにして、スバルが和ませようとすると、フレデリカに渡された宝石が光り出す。嫌な予感がしたスバルがエミリアから取り上げた途端、エミリアは倒れ、スバルはいつのまにか外に。

長月先生曰く、フレデリカに持たされた輝石が光り輝き、エミリアは意識を失い、スバルはどことも知れぬ場所へ。この辺は、Web版と書籍で流れを変えているそうです。


そこにいたのはエルフの少女。走り去った所を追うと、遺跡らしいところに到着。中に入ると、

「なるほど。それが君の欲の根幹かぁ」

という声が聞こえてくる。すると突然、いた場所が平原になる。そこにいたのは、「強欲の魔女・エキドナ」だった。

エキドナ


ついに解禁!オープニング『Realize』

そして、ここにきてOPが(笑)。第1期OPと同じ、鈴木このみさんが担当しています。

いきなり新キャラ登場と、スバルの恐ろしい表情。

スバル

スバルの両親らしき存在も初登場!

スバル母

スバル父

まだ出ていないキャラから、前回出た大罪司教。そして、第1部ぶりのエルザさま!

エルザ

第4部での再登場が楽しみです!
そして、スバルが死んできた、自身の亡骸を踏み越えます。そして、現在に追いつきますが、進んでいく中で、とにかく、死にまくってます。

「キミをすくうためなら、オレはなんどでも死ぬ」

という文字とともに、スバルの覚悟が感じられますが、よくもまぁこんなに主人公を死なせようと思いましたね。長月先生(^^;

それと、長月先生も言っていますが、とても情報量の多いOPです。ツイートでも言われていますが、解読が必要ですね(笑)。ただ、まだ出ていない新キャラもいないし、始まったばかりなので、物語と共に明らかになる真実も、見所の一つですね!

そして、迫力もあるし、スバルの死の連続から、悲壮感も感じます。第4部は、今まで全てを合わせた以上の展開になるのではないかと、思わせてくれるような作りになっていますね。というか、OPからこれだけ重く始まるのであれば、EDは癒し系でお願いしますよ!!


スバルを殺したランキング

ちなみに、これまで死んできた回数は12回です。ランキング形式で発表します!(笑)

一位(3回) パック
二位(2回) エルザ

       スバル(自殺)
三位(1回) レム

       ラム
       オルガルド(魔獣)
       カン
       ユリウス

という結果でしたー!
第3部で、パックが稼ぎましたね。エルザ様も、第1部で2回と頑張りました。レムとラムは、第2部で仲良く一回ずつ。自分を殺した相手を愛せるスバルも中々鬼がかってますね!
ユリウスは、ペテルギウスに乗っ取られたスバルを介錯する為に仕方なくという感じでしょうか。12回スバルが死んだ中でも、自殺に近い"死"なのかもしれないですね。
カンは、王都にいるガラ悪3人組の一番小柄な男です。勢い余ってスバルを刺し殺してしまいましたね。その死がきっかけで、スバルは自分の「死に戻り」能力に気付くことになりました。


長月先生の気になるツイート

最後に、長月先生の気になるツイートをしていました。

ロズワールがまともに信頼している相手が、「ラム」と「ベアトリス」しかいない、とのことです。

ベティは、ロズっちのことを嫌っているように見えますが、禁書庫を守るという責務を負っていることは、二人は重要な関係であることが伺えます。
そして、ラムはロズワールに心酔していて、マナを供給してもらわないといけない為、ラムにとっては必要不可欠な存在ですね。

さらに、

リゼロはどこでもそうですが、最後まで見てから、途中のキャラクターたちが何を考えていたのか見返してみてくれると楽しいと思います。今回も、ベアトリスの心情を考えながら見るのは楽しい、とのことです。

後にならないと、キャラの本心は見えないものです。リゼロは、振り返ってみると、気付くことがとても多くあります。物語を作る上で、事前に読めてしまっては面白くないので、物語を作る上で、必要な要素かもしれませんね。


巻末

さて、『リゼロ』27話は、第4部のスタートということで、意味深な発言のオンパレードでした(笑)。フレデリカとベアトリスの発言は特に、今後のフラグになったり、キーワードも出てきたと思います。

そして、ついに現れた強欲の魔女・エキドナ。声優は坂本真綾さんが担当していますが、坂本真綾さんが担当するキャラは、一癖も二癖もあり、物語の「ジョーカー」というようなキャラであることが多いです。男性で言えば、櫻井孝宏さんが多いですが、この二人が担当するキャラは、間違いなく重要キャラであることが多いので、坂本真綾さん演じるエキドナが、敵なのか味方なのか。スバルにとってどんな役割を担っているのか。

私は原作を読んでいないので、今後の展開が楽しみです!!


第1期を振り返るならこちら!


画像引用:『Re:ゼロから始める異世界生活』/長月達平 WHITE FOX


28話はこちら


神アニメ研究家として運営している「神アニメランキング!虹見式」では、神アニメに選定作品を紹介しています。ぜひそちらもチェックしてくださいね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?