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ルフィ名言Vol.19「おれはあいつが航海士じゃなきゃいやだ!!!」

海上レストラン・バラティエにて、ドン・クリークと抗争中、突如何者かがドン・クリークの巨大ガレオン船をぶった斬り、船は大いに揺れる。
メリー号の無事を確認しに行ったルフィに、乗船していた賞金稼ぎのヨサクとジョニーが、ナミが宝を持って逃げたと告げる。

賞金首リストを見ていたナミが、ヨサクとジョニーを追い出し、メリー号を奪って逃げてしまう。

まだメリー号は見える所にあり、ヨサクとジョニー、ゾロとウソップに追いかけるように言うと、ゾロは

「ほっとけよあんな泥棒女。追いかけて何になる」

と言うが、それに対して言った今回のルフィの名セリフ。

「俺は、あいつが航海士じゃなきゃいやだ!!!」
                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

渋々了解したゾロは、ウソップを連れてヨサクとジョニーが載っていた小舟に乗って、ナミの下に行こうとした所、ゾロの目標である「鷹の目のミホーク」が姿を表すのだった。

ここまでルフィは、ナミに振り回されっぱなしでした。バギー編では身代わりにされたり騙されたり。はっきり言っていいことなしです。しかし、ルフィは、ナミじゃなきゃ嫌だと言いました。
ルフィがここまで思うのは、付き合いの長さだったり、役に立つからとかそう言う損得勘定や情ではなく、単純に「気に入った」からです。これは、言葉にできるものではないかもしれませんが、無条件で気にいる人っていますよね?ルフィはその感度が高いんだと思います。逆に言えば、条件付きの関係は、本物の関係ではありません。ルフィの場合、むしろ迷惑をかけられるくらいの関係ですが、それでもナミがいいと思った訳です。

このセリフには、ルフィのそういった本質的な部分が現れた名セリフです。

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