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ありがとう『時効警察』さようなら「霧山修一郎」

楽しませてくれた『時効警察』

早いもので、楽しみだった『時効警察始めました』が最終回を迎えました。12年ぶりに続編が描かれ、レギュラー放送は8話で終了となりましたが、SPも含めれば9話、AbemaTVで無料視聴できる新キャラのスピンオフ「鑑識課・又来康知」「刑事課・彩雲真空」を含めれば、11話分放送されました。

懐かしの『時効警察』戻ってきてくれて、相変わらずのあのゆるさや、新キャラの登場によって、賛否両論ありましたが、吉岡里帆好きな私にとっては、何も気にならないどころか、麻生久美子さんと里帆たんの二人は眼福でした(笑)

今や私は「道楽家」として生きていますが、道楽舎仲間の喜多さん『時効警察』を紹介したところ、「霧山くんはまさに道楽家ですね!」と絶賛していて、喜多さんも『時効警察』についてのコラムを配信しています。


私も、いくつか取り上げているので、こちらのマガジンで参照してください(^^)


時効警察・最終回(ネタバレ有り)

前書きが長くなりましたが、そんなこんなで、『時効警察始めました』も終わってしまいました。
毎回、有名俳優がゲスト出演するのも魅力の一つですが、最終回のゲストは、山崎賢人、二階堂ふみ、染谷将太という若手人気俳優が3人と松重豊さんがゲストという贅沢な最終回でした。

今回事項になった事件のテーマは「洗脳」というものでした。
昨日、道楽舎にて、「道楽的「自由」の定義」というコラムを配信しましたが、そのコラムの中で、「洗脳」について触れているんです。昨日配信したのですが、元々は2週間前に大方できていたコラムなんですが、このタイムングで配信する私、ナイスだなと思いました(笑)


最終回では、「後催眠」という手法を使って「洗脳」し、トリガーを仕掛ける事で、行動を操る、というものでした。

ちなみに「後催眠暗示」とは

催眠中に、覚醒した後に一定の行動をとるように暗示をかける。覚醒した後に、「暗示された事自体忘れる」という備忘暗示も一緒にかける。そして、トリガーとなるきっかけを与えた時に、仕掛けた暗示を発動させる。

というものです。私なりに解説をまとめてみましたが、ドラマで描かれたのは、「高いところから飛び降りる」という暗示でした。トリガーとしては「あまり聴くことの曲」を聴くことで、暗示が発動するように仕組んでいました。

物語としては、数々のヒントを紐解き、真相にたどり着いたのですが、一番残念だったのは、彩雲くんが結局「誰にも言いませんよ。カード」を手渡すところを見られなかったことでしょうか(笑)。このあたりに、また続編をしてくれるんじゃないかという期待も感じるものです。

あと、プチ情報ですが、過去3度に渡って放送された『時効警察』ですが、オープニングナレーションで、由紀さおりさんがタイトルを読み上げるのですが、「最終回」だけ、「霧山修一郎、キリシュー!」と言うんです(笑)。最終回でしか「キリシュー」と聞けないので、気になった方はチェックしてみてくださいね!


予言、暗示、催眠、洗脳

最終回でテーマになったのは、「予言」「催眠」というものでした。事件が舞台になった学校は「聖ノストラダムス学園」だったので、「予言」というものも描かれました。「予言」というと、占いとか宗教をイメージするかと思いますが、作中では、芸能人の結婚などを予言し、的中させたことで一躍有名になったと描かれましたが、予言することで、知らず知らずのうちに行動を制限されてしまうということもあり得るのです。予言されたことはトリガーの役割になってしまったり、きっかけになるということは十分にあります。

そしてそれは、情報を掴んでいれば、予言という「予測」にすることもできます。よく、「来年の経済はこうなる!」みたいな特集を目にしたり、「来年の流行りのファッション」ということを特集しているファッション雑誌がありますよね。


流行も誰かの仕掛けでしかない

流行りの色とかファッションというのは、実は自然に湧き上がって流行りになるのではなく、ファッション業界の「仕掛け」によって、流行が生まれているのを知っている方も多いと思います。
つまり、「今流行っているもの」というのは、誰かの「仕掛け」によって流行らされているわけです。
ファッション好きな若い子は、流行りを取り入れて、「流行の最先端」なんて言われている人もいますが、見方によっては、仕掛けにまんまと乗せられた「操り人形」と見えなくもありません。誰かに仕掛けられた流行に縛られ、周りの人の目を気にして周りに合わせる事で、自分を消してでも承認されたい、という欲求が隠れているのかもしれません。

大事なのは、それをわかった上で、流行を取り入れるのはいいとは思いますが、流行こそがオシャレでオリジナル、と思っているのであれば、それは大間違いだという事です。

私は元々流行を気にせず、自分が着たい服を着たり、自分に似合うと思う服を選んではいますが、販売しているお店は、流行を取り入れた服をラインナップにしているので、流行と全く無関係だとは思わないし、流行から完全に離れることはできないと思います。それは、日本に生きている以上、何かしらの国の支配からは逃れられないように、少なからず影響は受けます。ただ、その構造をわかっていないと、流行という誰かの仕掛けや、予言という予測によって、都合よく踊らされてしまうかもしれません。

『時効警察』の最終回を記念したコラムだったのですが、思いの外脱線してしまいました(笑)
AbemaTVでは、無料で『時効警察』を見ることもできるので、お時間が合う方は、チェックしてみてくださいね!

また、霧山くんと三日月くんに会えるのが楽しみです。今度は12年も経たずに戻ってきてくれたら嬉しいですね(^^)

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