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「The W」決勝進出者 紺野ぶるまのネタに見る「本音」

働きたくないという「本音」

昨日は、女性芸人のNo.1を決める大会、「The W」が放送されました。昨年は阿佐ヶ谷姉妹が優勝しましたが、今年は誰が優勝したでしょうか?
今回は、誰が優勝したかとかは関係ないコラムなので、結果はニュースをご覧ください(笑)

私が今回観ていて気になったネタが、紺野ぶるまさんのネタです。

卒業式を終え、生徒に話をすると言う先生のネタだったんですが、将来の夢について話をするときに、ぶるま先生はこのような夢を口にします。

「働かずに生きていきたい」

このセリフがぶるまさんの本心かどうかは知りませんが、働かなくてもいきていけるなら、あなたは働きますか?
正直に言うと、私は働きたくないです(笑)


何の為に働くのか?

そもそも、皆さんは何の為に働いていますか?

家族の為、生活の為、欲しいものを買う為?それとも、やり甲斐を感じるから、働くことが当たり前だから?

きっと、色んな理由があると思います。でも、働く必要がないほどお金があり、欲しいものは買えて行きたい所にも行ける。家族も安心して生活していけるのであれば、それでも働きますか?

もちろん、仕事を通してのやり甲斐や生き甲斐は確かにあります。でも、嫌な上司がいたり、人間関係に苦しみ、都合よく使われ、生活や時間を縛られる。それでも本当に働きたいですか?

私は、今個人事業主として仕事をしていますが、以前は、就職していて、雇われること、仕事をすることは当然だと思っていました。しかし、そういう組織に所属して仕事をするのは、正直、性に合わない所がありました。毎日の満員電車に揺られるのは嫌だし、仕事に行くのも億劫な時もありました。基本的に、縛られるのが嫌なんでしょうけど、だからこそ、経営者になろうと思っていた時もありましたが、現在は個人事業主になって8年経ちました。何とかやっていけるようにはなりましたが、ダブルワークとして派遣に登録をしたりもしましたが、結局は、「お金を稼ぐ為」に働いていたことが多くを占めていました。

保育カメラマンとして仕事をしている今は、「お金の為」に働いている面も確かにあります。しかし、それだけではありません。先ほど述べた、やり甲斐や生き甲斐も感じています。


もしも働かなくてもよくなったら

ここで重要なポイントは、お金を稼げなくても、その仕事をしたいかどうか?ということです。そこまで思える仕事であれば、やった方がいいと思います。そこまで思える仕事であれば、それは天職だと言えるでしょう。何なら、私の今の仕事は、お金を払ってでもやりたいと思えることなので、むしろ、仕事ではなくやりたいのが本音かもしれません(笑)

ここまで思える仕事に出会えたのはとても幸せなことだと思いますが、それとは別に、実際に働かなくてもよくなったらどうでしょうか?

お金はある。行動的自由を謳歌できる。欲しいものは買える。そういった状況になって、果たしてそのままで居られるでしょうか?

そういった状態を、ちょっと想像してみてください。

多分、ヒマな人生だと思います。

「何の為に働くのか?」

それを、掴んでいないと、ぶるまさんのネタみたいに、「働きたくない」と思ってしまったり、「お金の為に働かなきゃいけない」と思い、「働く」のではなく、「働かされている」ことになるんだと思います。

今回の結論としては、「働きたくない」というのではなく、「働かされたくない」というのが相応しいんだと思います。
「働かされる」ことなく、自ら「働く」というように生きていきたいですね!


「働くこと」を道楽的に捉える

「お金の為」だけに働くことは、「働かされる」ことになります。そういう状態では、「働きたくない」と思うことでしょう。でも、人は、何もしない方が苦しいもので、何もしていけなければ、何かをしたくなるものです。

ただ、やり甲斐や生き甲斐の為だけでもよくはなく、何よりどんなことでも「楽しむ」ことが重要だと思います。
だからこそ、私は「道中を楽しむ」という道楽家になった訳で、道楽家はお金を稼ぐ為だけでもやり甲斐や生き甲斐の為だけにやる訳でもない。失敗しようが成功しようが、意味があろうがなかろうが、無駄になろうがなかろうが、どんなことでも楽しむ、目の前の今を生きていれば、「働きたくない」とか、「働かされる」ということもないんだろうと思います。なぜなら、主軸を自分が持っているからです。いわゆる「自分軸」を持ち、価値基準を自分自身の中に持っていれば、誰に支配されることもなく、自由に生きられることだと思います。

働かなくてもいいなら働きたくない。だって、勝手に働いちゃうから。そんな生き方をしていきたいと思います。

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